独り手を 見てはだあれも繋がない 淋しいお前 握って熱く
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海がある街の死にたいわたしはもはや逃げ場がないように思う
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泡沫に消える金は汗の味知らぬ子らの大盤振る舞い
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垂乳根を求めて囁くこの声は我には叫びとなりて聞こゆ
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授かりし 愛の結晶投げ棄てて 愛と未来と君を失う   ごめんな
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薄ベール羽織る月が柔らかく照らすしるべを飛行機はゆく
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子育ての未だ済まない雀らしオートミールはヘルシーですよ
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あんな宝石いし 買ってあげればよかったな 今となってはホントに石だ
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もう我に残されたのは✕✕これだけで 並ばなくても 振り向かず往く
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君は何処? 俺はドコへと行きたいの 振り返っては 立ち止まる日々
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蛍採り部屋に放して灯り消す 目を輝かす子らの微笑み
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夏至の夜空にぽっかりまんまるのいちごの月と人は言うのね /明日です!
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君の好き な人もし私だったなら 今頃泣かずに いられたのかな
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満月の夜に蛍を見に行った 舞い降りている月の欠片を
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たくさんのいいねをくれて有り難う 一気に見したら、もたれまっせ 重いから。/ 潤間ぼへさんや
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サプライズに気が付かない君の綺麗な涙が笑顔に輝く
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夜の闇 考えないようしてるけど たまにあるんだ捕まるときが
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日常は如何いかに尊きものかはと ねこの寝姿 眺めつつ想ふ
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家を出て食うに困れば人並みに 働けるかな自分が嫌い
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ゼロになる その瞬間 流れ星 夜の底へ 隕ちて朽ちてく
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化粧して仕事こなして家事もして いつからなにも出来なくなったの
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朝起きて頑張りきれない自分がさ 情けなくって見てらんないのよ
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鍋がふくような悪態その口に 蓋をかぶせられたらいいのに
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寝る時間起きる時間のそのズレを 埋めたくてスマホ見てたのかもねえ
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すぐ近く隣に君がいるのにね ずっと見てない気がしている
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ランドセル 見えなくなるまで 見送って 事故に遭うなと 祈り毎朝
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夏至の夜の大きな月の通り道君は辿っていったんだねぇ
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依存など捨ててしまえというポスト それじゃスマホを海に投げよう
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なんだかね心が疲れたそんな夜 大したことはしてないのにね
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ツイキャスもツイッターも見たくない 人に疲れて一人で短歌
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