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梅雨明ける前から猛暑続いてる去年のことは思い出せぬが
10
炎天を駆ける風に打ちなびく青田は梅雨の戻りを待ちぬ
26
霧の中 冷たい森に 生きていく 慣れない暮らし ランプは消せない
6
目を閉じる度に吸い込まれる谷は 深い青の谷 夏風邪の夜?
4
薔薇一輪背の高さに開きおり夏本番の行方覗かむ
12
夜遊びを責める代わりに朝食の焼けた目玉が私をにらむ
11
どれ程の吐息を混ぜたら埋まるのか貴方以外でわたしの中は
6
本当は聞きたいことがあるけれど聞いてしまえば終わる気がして
15
「何か音鳴っているね」と三歳は初めて気づく蝉の鳴き声
20
体力は水溶性であるらしい汗にプールに削り取られて
14
初セミの声を聞くまでセミの声忘れていたような気がしたんだ
6
早くしろ時間がないぞ遅れるぞ幼子までも生き急ぐ
現代
(
いま
)
7
ヤニ吸って丼かき込む間にも、同期達は仲良くランチ
4
快適さ求めたつけか猛暑日は人影のない午後の公園
4
別れさえ等間隔に並べられた人間性の感動ポルノ
8
窓拭きは見て見ぬふりのツケ払い よりにも寄ってこの真夏日に
10
虫除けの
有加利
(
ユーカリ
)
かげば遠き日の公園に鳴く蝉の
音
(
ね
)
がする
19
溢れてく尽きせぬ疲れただ僕はお腹が空いたお腹が空いた
2
まどかなる真っ昼間のみに刻々と符号は襟に咲き登らせる
3
初蝉
(
せみ
)
鳴きて「あゝ夏が来た」どころじゃない猛暑乗り越え生きようぞ とか
14
イヤラシく 小さく少なく なってった ついに袋も ちまくなったのね
5
平日のたった四日がしんどいよ暗がりの隅で壁に凭れる
2
天上の小娘たちは羽を
捥
(
も
)
がれ湿った地下牢その
命
(
めい
)
果つる
4
継続
(
けいぞく
)
が
力
(
ちから
)
になると 知りつつも 続けることが 何より
難
(
がた
)
し
12
プロならばひと夏持つかなショートヘア耐えてひと月承知のセルフ
13
寝ぼけたか ちま猫 飛び起きニャーニャーニャー はいはい どんな夢見ていたの?
17
ねこたちは お気に入りの場所 スヤスヤと 母ももうすこし朝寝がしたい
11
治りかけの傷跡 いまさら痛痒い こころのキズも おんなじかしら
18
やけくそで決断すると気がつけばいつもなぜだか茨の道で
9
手を振って 友と別れる 歓楽街 子供の頃と 違う寂しさ
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