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病室の私そんなにまぶしいですか?先に死んだりしないよきっと
8
春夏秋冬
(
ひととせ
)
の 移りがはやく 気がつけば 僕を残して また過ぎ去るの
10
雪止まぬ線路の先を睨む夜は優しさよりも誰か責めたい/昨日札幌駅にて五時間足止め
27
どうしてもやる気にならず寝転がるとにかく動け動け馬鹿者
10
もういいやじぶんでぜんぶせおいこんで ナイフを捨てて笑っていよう
7
半月を 見上げて
夫
(
キミ
)
と 帰り道 海苔そば食べて キムチも食べて
20
雲間から 漏れ出す光 見る度に 見切りを付けた 天界を笑う
4
しずしずと 世間の師走 横に見て ゆったり降
(
くだ
)
る 雪の道
6
師走の昼下がり
東
(
ひむがし
)
には既に 宵を待たずに 上弦の月
24
両翼を大きく見せて問いかける 「僕の世界は輝いてるだろ?」
3
迅雷に潜んで
畝
(
うね
)
る竜の目は僕らの魂透かして眺め
17
石段の上で泣いてるあの子らは お母の影をごくり飲み込む
3
『こいつ敵?』「それ敵じゃない」「それ味方」「一回敵で、今ちょっと敵」
7
伝説の勇者様が伝説の剣を抜き伝説になられました!
4
やめてよ、熱くて危ないよ。買ってくれたのはあなたなのに。水色で素敵なの。
5
安心してよ。何も持ってないから。手なんてあげなくていいから。ただ、繋いでいて。
5
息を吐き 想うは跡か その先か 煙突じみて もくもくするや
8
日の暮れが遅くなったと車椅子運ばれ帰る母を待つ夕
24
頑張って古希に目標未達成でも五十年まだあるじゃない
25
眦で爆ぜた火片が種となりいつかよく似た花が咲くこと
9
昔した どんぐり拾い わいわいと 持ち帰ったのは どんぐりじゃない
5
猫来たる 無理くりのるね ご飯中 邪魔じゃないけど ちょっとどいてよ
10
まっさらな 空の息吹が 頬に沁みる 青の絵の具に カルガモひとつ
9
「いったいなんのために生きてるのか」 回答に窮してお茶を濁す
6
エラーだと 言われてなんか 腑に落ちる 間違いだらけ 足手纏いに
3
何気ない 言葉が響く 年になり 感謝されたり しゃべり過ぎたり
5
眠すぎて 瞼を閉じる 心地よさ このまま死んで 起きないことも
3
若き人 眩しい光 輝きて 夢と希望に 沸き立つ泉
3
墓参り ご先祖様に 挨拶す 幸も不幸も 引き受けますと
26
人生の 濁流も澄み 静かなる 鳥の囀り 夕暮れ迫る
5
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