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朝霞 光り射せども 春寒し 光り影なす 山の音寂し
5
「メイク変えた?」 君の視線が 嬉しくて 何度も読まれる 本になりたい
8
地は乾き 轟音立てて 春の風 まったりしたれ 温泉日本
13
公園の 桜見上げ「かわいいな」 つぶやく翁の まなざしいとし
16
どうしても着けたいピアスを買ったから 自分に穴を開けているのは /「お洒落」「理由」
19
ひと気ない 公園一帯 包み込む 縦笛奏でる ミッキーマーチ
10
ご飯屋の スタッフ蔑む 形相の 4人家族に ゾッとしてもた
8
知らぬ間に守られている日々だったトゲの刺さった軍手を仕舞う
29
目に見えぬウィルスと戦う人がいて見えるが存在しない星見る
21
青空に眩く白く ユキヤナギ 公園の一角 雪降り積もる
20
あやなして ことば
煌
(
きら
)
めく 幼子の いとど小さき 綾取りの指
11
枝先に 萌黄色のちさき若葉 心細げに 春風に震え
22
東風
(
こち
)
吹かば 思ひ起こさむ ありし花 いくとしの春
夫
(
つま
)
と見しかな
9
支持率が上がり選挙に勝てばいい 大義名分?
要らん
(
イラン
)
戦争
9
咲いてやる相思相愛の大輪の背景たちの園の中では最近を陣取る貴方のアンスリウム
5
東京の 開花宣言 ぼた餅を 食いつつ聞けり 中日(ちゅうにち)の前 /3月19日東京開花宣言
13
隔年に 二つの社 入れ替わる 祭り一つに なりて衰う
12
白梅の 花びら浮かぶ 柄杓より 水琴窟に 水注ぎけり /四季倶楽部京都加茂川荘
14
前栽を 掠めし風や 松が枝の 雪揺り零し 行方知らずも
11
陽温かか 風緩み 空の碧 陽に映え揺れる 独り影
5
笑わせてやろう恩着せ語れども妻の笑顔に実は癒さる
19
恋じゃなくていい貴方の好意を待っている明日のごはんはおそらくまずい
5
梅聞かば 照るや
橘
(
たちばな
)
春夏
(
しゅんか
)
あれ 萩
零
(
こぼ
)
る秋 ゆき花咲かむ
5
イヤホンし 職場でナイツ ちゃきちゃきの 時を忘れて 勤め終えたり
10
御贔屓
(
ごひいき
)
の
老舗
(
しにせ
)
畳まれ スーパーで
購
(
あがな
)
ひぬ 牡丹餅を供へり
31
字余りを 寄せて集めた 路余りに 君の心を ひとくち頂戴
7
都合良く見えることだけ吐き出して そろそろ季節の
詩
(
うた
)
でも詠もか
17
ごほうびのシールもらいし子は「はって」から「はる」を口にし三月
12
通り道桜の有るたび確かめる開花宣言聞いた次の日
26
春宵に 月がきれいねと 伝えたい あの月にいる うさぎと君
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