身支度がめんどくさくてめんどくさい めんどうだからでかけたくない
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返事すら流し聞きすらヤな話煎餅響かせそっと微笑む
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芋ひとつころがる納屋のくらがりの手負ひの鹿の風雅な眸
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心の壁も 文字だらけ 悩み悩まれ 作れよ 文を
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確信を もってすすむ 間違い道 紆余曲折の 全てを受け止めて
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できないと 嘆き戦く君よ その目に光る 輝きが消えない限り そばにいるよ
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こちらかもと思えるほどの方向もわからずにいる自分を知った
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君のこと諦めないとダメだけど諦めきれない私がいるし
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往来の陽気の中でつなぐ手のビュンビュン振れる速度を求めよ
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別れの餞に なにか言葉を送ろうと だがそれは ただの気持ちで 支えられず
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夜空にはひかり散らばりうそめいて手の届かないほとんどが愛
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暖房を一度も点けずにすごせたな 目に見えなくても春は来ている
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ネタとベタ 境界線は何処どこにある ネタのつもりが ベタで積もりぬ
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材木座海岸の夏果てにけり空舞ふ鳶の声の切れぎれ
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か細い声と 拙い言葉 選びに選んで 叫べ 伝えろ
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お布団にイカロスの羽を詰め込めば月にも届く 夢の中なら
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いつの間にか あなたに任せて 夢の中 起きて吠えろよ ちぎれるほどに
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文字の列 気圧されるばかり すくむ身を 抱えて飛べ どこまでも
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口だけだと 自嘲するだけ 足元を見る それよりもっと 上へ飛べ
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転がり落ちる その下よりも 手を汚し 登り眺める 空のなんと綺麗なことよ
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夢を見ていた 言葉を綴り それでも白紙に近い 手紙を持って誰かを待つ
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いまはまだいつまでも消化できない 認めれば私が可哀想になるから
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毎日の挨拶ふいにウィンクで返され跳ねる若き心臓
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夜桜をでて堤の宵闇の孤高に照らす十三夜の月
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真青なる空に乾杯白木蓮 真白なこころ天に献じる
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両手上げ追ふ瞳にもしゃぼん玉 をさな子のいだく今ある夢よ
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革命の流星群の降る夜におんなはあるくわたしははだか
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なまぐさきなしし世界もしなれどなれど短歌よ血とあらまほし
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いざさらばヴァイオリン弾く君のよ『ヴ』なき世界に君らはらじ
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帰宅する頃に空調入れておいた家主不在の部屋は快適
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