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教室の壁にはクラス写真あり須田の目ん玉画鋲が刺さる
7
母さんが毎度入れたる卵焼き「甘すぎだよ」は「美味すぎだ」だよ
9
too late 明日にはもう死んでいる魚の群れに苔のむすまで
0
君が春を感じたときにただ僕は空を漂う歌でありたい
0
街は寝て画面の向こうに吸われる 小さな部屋の冷たい布団で
2
大きさも形もどうでもいいですよあなたについてるそれが付加価値
1
経験は確かにいろいろしましたが同じ私の経験なので
0
だって猫が鳴いて起こすから 菓子を食べても 言い訳にならない
1
いつまでも来ない通知を待つことは手首を切り裂くことに似ている
2
ささくれを剥いで中指血止まらず しぶとい生命力に悲嘆
0
グリッター 近視のあなたでもわかる私を見つけるための煌めき
3
行きたくない 親に迷惑 かけてまで それなら私が 我慢しようか
0
どこまでも行けそうな本捨てていくあなたがくれた致死量の愛
2
この
地球
(
ほし
)
の行く末も知らずひたすらに 空を仰いで眠る愛猫
6
ショーケースの届かなかったキラキラ 今私の指で燦然と輝く
1
躁鬱で雪崩る彼を横目に 先陣切って私が死にたい
1
「俺の家で何が悪い」という父のドレスコードかそのブリーフは
1
まっさらな雪に足跡をつける 千年後には化石になるかも
0
沈んでく高層ビルの明かりたち桜木町の夜で生かして
1
システムに組み込まれてる生物の取るに足らない喜怒哀楽よ
3
酸性雨超高層の森の中濁った水に模造の魚
1
左胸 早くその手を差し込んで脈打つ恋を握り潰して
6
衝撃をさけてください 痛みには慣れたつもりでラベル剥がした
1
なつかしいを 無理やり飲み込む だって本当はおぼえてないもの
0
航海を導くというエルモの火 私の心は湿っているので
0
(繰り返し)ご不要になったあなたとか こちら廃品回収車です
2
「どこまでも一緒に行こう」少年の願いにゆらめくサウザンクロス
2
たましいを吹き込むように画家は絵の瞳にひかり一粒のせた
6
君の目が歌わなければ好きにならなかったものが山ほどあるよ
1
あなたをこのまま閉じ込めてしまいたいからもっと降り積もれ、雪
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