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散ればまた見むため惜しき命かな花ゆゑ入りし山ならねども
4
心電図・エコ・レントゲン・CTも異常は見えぬ?治ってないが
1
自動車の走り去るたび花びらが歩道の上に吹きあがり来る
2
鋪道に散り敷いた花びらがつむじ風にくるくる廻る
2
梅の実の去年は生らず梅の木の花より団子梅の花数
2
祖母と母呆けてしまった父親は死んでしまった生きてゆこうか
2
収穫は可能だろかと天空に無邪気に群れる梅の花見る
3
帰宅して角煮で一杯やって寝る しみしみ大根まじでたまらん
2
うらやむな我は地に咲くさくら草うつむく人の足元で咲く
3
新人が 入ってきけど 心配だ 自分よりも すごいのではないかと
2
よくわからん 話を聞いても よくわからん ただ立体的な構造化力は 重要だと知る
2
人離れ 退職理由は ひとそれぞれ 人のふり見て 我がふり直せ
1
好きだから手首に指を触れさせて 脈打つ 君も生きてるんだね
2
最終の電車に駆ける耳元にロンドンデリーの唄しめやかに
2
戻らない時間の中で春などが繰り返すように見える不具合
3
春だからといって安易に咲くなよと言っても通じる桜ではない
5
はなぐはし桜眺めて滲む涙降りゆく花びら亡き骸埋めよ
(
人を想う祈りも呪いも紙一重 終わった思い出覆い隠してよ
)
8
母として先輩としてうるわしき「心」キレイに掃除をされる
6
皆同じ 紙袋持ち 桜の下 某ハンバーガー 頬張りながら
5
ベーコンと パセリと卵 炒めるわ フライパンには 春色絵の具
10
活字こそ現代人に要るものね みそひともじで読める小説
3
母の眉あるかなしかの二択だと気付いた朝に開花宣言
9
自己愛で私を愛せの対偶は愛さないなら首吊って死ね
4
春告げる役目を終えて桜雨かろやかに舞って春風にとける
7
子供らは前を向き進む 親たちは立ち止まってばかり ウレシカナシや…
4
ずっーとね覚えてるから大丈夫 彼がわたしの生きるエネルギー
5
香ばしくタイムラインに湧く蟲の 独りよがりの昏き輪唱
1
せせらぎの地下には古き川ありと 通りすがりの老婆が語る
3
午前四時集合住宅流水音 自分以外の誰かの存在
13
早朝にカフェラテ作ってくれるけど、第一あなたの愛は甘すぎて
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