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くらべれば ふたつふえてる あさがおの あつさもやくだつ 個体の生と滅
5
携帯が 見つからずして 苛立つか やたらと外を ふらつく友よ
1
我が孫よ 旅の空にて 病院へ 快復早し 恐竜のもと
2
北の女 帝王を経て 誕生の 孫の顔見て 疲れ飛んでく
1
錯乱し 夜中に叫ぶ 我が友よ 過去現在と 混乱しゆく
3
タイトルが面白いので借りた本がつまらなくても夜は明けない
3
熱帯夜まぶたを閉じて待っている変わらぬ明日を引き裂く隕石
5
暗い道、明るい道と昼間にはなんでもなかった場所踏み帰る
7
語幹「あ+k,+s,+m」「視野がひらける」の意味か「あく」「あける」「あかるい」「あか」「あさ」「あした」「あま」 / 過去作
3
真夜中を想へば憂さも夢の跡 現も夢のためと思へば
1
美しく残酷というより世界には穢らわしいがしっくりとする
1
やあ君が第六天魔王だね 僕は三十六点魔王
1
土壁に 残る肉球 私より おねえさんの 知らない毛色
1
もし彼が 少女をすきな ロリコンで 二千人れいぷ してたなら、死刑。/フォーリーブス 北公次以来か
4
気まぐれな猫になりたいはずなのに 喜怒哀楽が上手な尻尾
12
Q 試着室で思い出したら本気の恋だと思う? Aいいえ。それは母のおもかげ
2
友達と過ごした記憶は卒業後 即ホルマリン漬けにしておく
3
「人類を滅亡させるスイッチが……」「技術的にまだ無理ですよ、それ」
0
葡萄の実ふたつを載せたガラス皿 「壊せるもの」と「壊したいもの」
2
本体はこちらですよと指そうにも影すらかすむほどに暗くて
0
夢の中 また会うたびに 思い知る 好きじゃないふり もう疲れたわ
4
めつきりと気温の下がる三日目はたっぷり野菜のポトフの出番
8
見ておくれ ダッシュで挨拶 揃う靴 たったひとりの
命
(
めい
)
に枯れる草
0
アサガオは蒼 サルスベリは白 暑くても 好きな花には
見惚
(
みと
)
れる
7
堤防を越えた汗が目に入る真夏の昼のワンタンスープ
4
大きさの違う花火を見せ合って『おんなじだね』っていつか隣で
3
自転する 地球で 抱
(
いだ
)
き抱
(
いだ
)
かれて 命は次のステージへ行く
1
夏の
夜
(
よ
)
のこわい話をしてあげる玄関外の蝉跳ねる音
3
さいきんの 食の自給率(日本のカロリーベース) 三割で 世界戦争で 七割 飢える
4
離れてる君を想わぬ日はなくて 笑顔をどうか忘れずにいて
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