「特急列車お迎えの方にお知らせします」駅に流れる 旅情を誘う
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こうやって楽しくバイトができるのも みんなのおかげ わたしのおかげ
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熱帯夜あと少しだけ明けないで 僕らが夢に、夢になるから
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待ち合わせ場所に揺らいだシルエット影から伝わる君の温もり
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夕涼み幾年ぶりの夜気にふれ届きそうなる星を指差す
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今頃は我が家へ向かう深夜バス 明日朝あすあさキミを笑顔で迎える
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来週は 石垣島へ 行くんだと はしゃいだ社員は 台風で横にいる
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山場越え 週末 遊ぶと 息巻くも 都合がつかずに 独りの休み
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炎天下 アスファルトの上 眩む陰 孤高に焦げる電線の烏
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まだ若いキミの人生これからだ 第2のスタート静かに見守る
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いつもよりワントーン高し息子キミの声 弾む心で退職報告
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夏バテをねじ伏せるため食欲の指示に従う対策だから
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野球みて 母とラインす こんな日常 来月半ばには戻ってこいよ
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いつの日も心に刻み生きている 唇には歌を心には太陽を
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油蟬暑苦しいが主役来て短い夏の整った感
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普段より 優しくなるには 疲れすぎている 氷水を一気に 飲み干している
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「も」と打てば謝罪の文が予測され消毒液が傷に沁みる夜
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白花を涙で染めている 今日は前が見えなくなるほど泣こう
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ホタル見て 蝉の鳴く声聴いた後 秋の虫たち 産声と泣く
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大凧で 必死の形相 中車の 伝統守らん 両宙乗り
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熱くなれ もっと干上がれ 人類が うだる暑さに メロンは実る
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温暖化 当たり前だと 思うよな クーラーつけて 室外機熱
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ガチャガチャと ネットフリックス 見てる音 時間を潰す 死ぬの忘れて
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エアコンの 効いた部屋にて ドビッシー 聴いてるような 優雅な暮らし
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今はただ メロンにたかる ウリハムシ 爪に挟んで 頭を潰す
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老いて死ぬ ただそれだけの ことでさえ 人は悩みて 受け入れざりし
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老人が 集まる家の 周りには 真夏の日差し 微睡むような
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泣けよ今 我慢したって 人生は 蒔いたものだけ 刈り取る掟
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貧乏が 好きと思った 老いた妻 家が欲しいと ぽつりと嘆く
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薬切れ 鼻水垂れる 容赦なく 惨めなもんだ ステロイドラブ
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