素晴らしい希望に溢れし蒼海に祈って気づくバミューダ海域
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土深く、海深くへと潜りゆく、異界の塔の歯車回る
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rさんの愛も彼岸過ぎるまで終わり幻見ゆる日々なり
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冬にだす足の寒さはお布団の存在意義を認めてくれる
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そんなにも夕陽と同じオレンジで 光らなくてもいいよ、鬼灯
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今日も無理明日も無理です明後日もあなたと仕事はたぶんもう無理
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別に隠すつもりはないけれど、これは君を忘れるためのワイン
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もう無理ですできませんので辞めたいです何度もコレがリフレイン
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許してください許されたいですできれば見逃してほしい我が儘ばかりの吾
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いつかのことと思い出し未来を夢見るあなたとふたりゆらりゆらり
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失いし時許されたいし許したい何度も巡る夜中の3時
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もう無理と何度も思う帰り道しかし過去の私が許しちゃくれない
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その会話録音してないよされてないよよくわからないからやめておこうよ
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君のために弁当を作り美味しく食べる君がいてこんな幸せがあるものなのか
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開いても開いてももうありませんあなたのために脈打つ心臓
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少しだけ高いあなたの体温を噛み締めている季節の変わり目
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〝さみしい〞と〝寒い〞は似ている。 そう言って 燐寸マッチにそっと 火をともす君
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猛毒の 朝顔の咲く 君のの しかし朝陽のような笑顔よ
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見えている 「誰か傷つけたい」という 君の心に 忍んだやいば
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結婚は集団管理のシステムで、なのに幸せで最悪。
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十三夜 まだ思い出す 君のこと 声や感触 香り姿も
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温かい水に入っているだけでどうしてこんなに幸せなのか
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恋なんてもう懲り懲りだと嘯いてこころ擽る泡立つ想い
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指先が触れ合うだけど進めない運転席のあなたは遠い
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生々しい宇宙と死とが駆け巡り孔子の夢はサッパリとして
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洗濯を干す手を止めて見上げてる 月の遠くのあの頃の恋
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誰も皆 心の中にもう二度と針が進まぬ時計を抱く
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ため息をつかないで、ねぇ、ごめんなさい、猫になりたかったの、あたし
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あの女が好きだと言った昨日からもう口に運べないナポリタン
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何者かになりたい一生懸命にただひたすらに自分になりたい
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