いつもより素っ気ないのは何だろう二人きりだと演じないのか。
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緑鏡湖りょくきょうこ 影をうつらに 落とす松 ククククゥーと鳴かれて一笑
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たくさんのいいねをホントありがとう その数を見て息が止まった!
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ろくじゅうを とおにすぎても ふさふさと くろかみ剛く 日陰の毛ケケ
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青空に届けと飛ばし落下する紙ヒコーキをあなたと笑う
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きまぐれに1人と1羽の二重奏メロディラインは突然とぎれ
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うまくいくクレーンゲームのゴトンから欲望レベル0以下になる
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恋実り彼と一緒に生きている もひとりの私はパラレルワールドに住む
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まいにちに 一彫すすむ 彫像は かじやざつじで その身あらわす / 爺草w
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いまならば できる体位が あるのだと 側臥をやめて 箸 をとらせる / 介護
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「世界一好きだ」って言う君はこの狭い町から出たことがない
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病院の 帰りにたべる とりかつの 残りのはんぶ 食べる頼もし
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あの頃に没収されたノルウェイの森を読んでみたりする二十歳の5月
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ペアグラス割れても末に会いましょう「引きずらないで」片割れが言う
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いつからか苦味も旨くなっていた 戴き物のワラビをあてに
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暗い朝、濡れてる人を守るため蝙蝠傘は飛んでゆくのか
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えずくように 用紙を送る コピー機に 共感覚ゆ 梅雨の幕開け
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欲望を 肯定して(もらえ) る  西欧と 煩悩ひていの 文化の(つら)差 /ディズニーランドは大人の欲望
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かみさまのなみだひとりと落ちてきてわたしのめからもあめがこぼれて
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本棚に島耕作とカイジ・刃牙 おっさんの味家系ラーメン
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年毎に散る橘のいかなれば風も昔の香に匂ふらむ
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伝票と納期と手配繋ぐメモ 途切れぬように太い字で書く
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あなたの目の上では発色しないアイシャドウを見ていたの
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ひそと咲く黒き花葉かよう寒葵カンアオイ 罪を孕んだ恋の似姿
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あまやどりあかいあめだまなめながらからかさおばけのお迎えをまつ
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バイバイと玄関前で別れるが犬の散歩でまたキミを追う
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日銀や 年金資金 運用で 株価支える お役所バブル
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今朝だけはラジオ体操鳴らなくて沖縄の空避難の呼び掛け
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梅雨入りの時期が今年も早くなり 例年の意味が分からなくなる
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ジェイアラート どこに逃げても あたりゃしぬ ききをあおって よさんかくとく
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