たまさかに 朋友ともが来たりて プチ交流 気の置けぬ仲 姉妹のような
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故郷より長く住みたるこの土地の 方言ことばを未だ操れずにいる
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舗装路に無数のドット流れ行く一瞬揮発群れ鳥過ぎる
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両腕にいっぱいの花を抱きかかえあなたはあなたの時間を生きて
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公園で、遊ぶ子どもら、追いかける、白い蝶々のジグザグ飛行
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もうこれが さいごのエッチ とゆーことが 本来性と ハイデッガー 言わないW
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序の口は熱い焙じ茶冷やしつつ水出し煎茶は夏の盛りに
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専門家抑揚のない話し方 詳しいだけじゃ伝わりません
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この会社出来る若手は辞めていき上は変わらず同じオジサン
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十円の値上げも徐々に効いてきていつものチョコのランクを下げる
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ストレスと闘う日々に甘い菓子 財布の中身心もとない
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赤ら引く 朝焼け爪紅 肌の色 瞼の隙間をすり抜ける日
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世は浅く帽子は深く被ってく マスク取るのは自由といえど
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どようあさ といれバァバと はちあわせ おはようかわし さいさきよい日 /オハヨ~
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土曜日の 朝のフルーツ盛り合わせ みかんものせたい お皿のらない
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姉様の お手製なりし 天然石ブレスにて 我おだやかな 眠りと精神こころ
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ジョーカーが俺は王だと咆哮し 広がりゆくはあなたの世界
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そうめんをくっつけ切れば餅もどき餡が美味けりゃ満点でしたが
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眠れずに早朝三時になろうかと夜中のみたらし胸やけこやけ
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やはらかき タオルケットを 抱きしめて ねこを抱いてる つもりになる夜
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短歌とは写真のように一瞬を切り取って作る言葉遊び
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昔ながら歪んだガラス眺めつつ平らなガラスはどこからきたのか
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ここ最近「君」の多さに驚きつつ素直に歌を作り続ける
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わたしよりあたしの方が可愛らしくよく似合ってる女史の貴女あなた
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オニキスの石に隠した自分のこと自分自身が最後に守れる
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人生は牛の歩みのごとくなりゆっくり真面目に生きてゆきましょう
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赤色や青色橙色々の腕から香る牛乳石鹸
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よろしければ渡された物飾ってみるあの日もらった神戸のトミカ
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桜舞い葉桜へ変わり初夏になり私が外に出るのはいつかな
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あの時の道順すべて思い出しひとり旅路を歩いて辿る
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