娘から 老いたることを 咎められ 情けないやら 腹の立つやら
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みちゆきにだれも使わぬ公衆電話横目にだれかとLINEで通話
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の心墨の波紋が広がれどハズレくじ、青い鳥笑む
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我が子らが 帰省する日を 数えおり 冬布団干す 温もり添えて
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「うちの猫、みんながおデブてゆうからさ、たぶん名前を誤解している」
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『 この罪は早めに懺悔ねがいます。自分を壊す毒になります。 』
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池水は氷りにけらし草枯れしみぎはをまたも隠す白雪
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制服と一緒に私の心臓も綺麗にクリーニングしてくれ
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一歳ひととせの煤を払いし大そうじ積もり積もりし想いも祓え
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やさしげに年の瀬包むのひかり 暖かさだけで感じる幸せ
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拝啓あなたへ そちらの空は綺麗でしょうか こちらは今日もほんのりブルー
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何気なにげない物が私を癒やしてく 去年は刺し子で今年は短歌で
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素敵な本をアマゾンで買うことのつめたさと楽しみの二律背反
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プリンタが壊れて数年 ねこ年賀 作りたくなる時もあるけど
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お年賀状 コンビニで買ってホッとして 封もあけずに ただ日が過ぎる
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グリーンのキウイを7日放っといて 追熟してない さすがは冬だ
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洗面所ピカピカになってうれしいな 小人じゃないよ 昨日のねこ母
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霜ふりてパンジー凍えて笑みもなく 陽を待ちしのぶ冬枯れの街
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「電気傘拭いたから」って通りしな今年もありがとうやってくれて
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難工事 新東名の橋かざるツリーのイルミ微笑んでいる
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デパートが衣替えしてお正月福を抱えて歩き始める
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遅延でも猛ダッシュして間に合わす 俺は平日スマホを持たない
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バルコニー 年末年始のゴミ置き場 収集の有り難さしみじみ
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嘘を吐く堂々としたその様に拍手送ろうわれは泣けども
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暮れなずむ 急ぎし町の 賑わいも 雪にはならず 冬の群雨むらさめ
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雪降りて白く広がる芒野すすきのに昔の人の旅をしぞ思ふ
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このくれの しげき思ひのいやひけに ゆると共に歲の暮れゆく
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番組と時計の針を見比べて数秒遅れと知った年越し
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めずらしく「外食ステーキ行くぞ!」叫ぶきみ 張り切ってるが金は出さない
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遠方でひとりで暮らす父想う めでたい正月なんだか淋しい
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