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白鳥がシベリア突っ切り来る時期か 空は水色 川は空色
8
新酒飲み父と母とがニコニコと鯛の土産を皆で分け合う
3
「生きてさえいればいいことあるから」と 唱えて 独り 眠りつく夜
1
愛の名を借りて貴方に伝えます 「冷えないように腹巻をして」
0
暖かいご飯とお風呂とお布団と、それだけは満たされていてくれ
2
体裁を捨てると決めたそんな日の練り物だけのコンビニおでん
5
十年の昔に乗った或る遊具 息子の靴はまだ小さくて
11
まあるい手握るキャラメル わたぐものような頰 一粒だけだった
2
一晩中唸って書いたラブレター 白ヤギさんたら読まずに食べた
0
もし君がアンパンマンだとしてもだよ 君にとってのジャムおじさんは?
1
この
闇
(
病
)
はきっと単なる洞窟だ、たどり着くさき宝はあるさ
1
生き延びた今も希死したあの時も変わらず美味しいあなたのごはん
1
僕は名探偵なので気付いたが 僕はあなたを愛してるのでは?
0
ほおずきを口に含めば夕焼けに 空も瞳も焼けるだろうか
7
いっぱいになる前にわざと割るグラス
充
(
み
)
たされるのはやっぱりこわい
7
やわらかく脆いものだけあつめたら世界でしたよ今日は寒いね
6
少しずつ高く遠くへ去る雲を巨人のようなビルと見送る
2
あん人は 天才やったばっかりに 神様に早ぅ 見つかってもて
5
十月の下弦の月が笑う頃バスに揺られてどこ往く我ら
0
僕たちに巣食った働きすぎの病 未知の病魔に治療さる皮肉
0
窓に月頬にしずく冷める部屋 夜が孤独を捕食していく
2
雨音に相づちうっては猫になる くるまるシーツに滲ませて、海
1
休みますが死にませんと上司に伝えた八時十分
0
秋の雨錆びつく心に痛み知る 冷めてく銀をなぞる指先
2
君のさざ波に似ている言葉から 逃がさずネジを拾わなければ
1
あぁやはり しんどそうだな もうすこし 大きなパンを あげればよかった
1
こんなにも 短い歌を詠む間 五回も君のこと考えた
12
恋よりも 深くよどんだ場所にある なにもかにもが からいみずうみ
1
その花は一人で咲いた好きだった 植え替えられて見分けがつかぬ
2
したいのに やさしくしたい、のに したいのに きみはもうどこにもいない
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