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パリピなどガラじゃないのは知ってるが一回くらいはひゅーひゅーしたい
6
母の愛彼岸の後も続きたる亡くなる前に「生まれて良かった」
4
疲れたが諦め受けた秋の模試 君は模試楽しいと言う狂気
1
月光の白さを吸う背ただ光り 濡れた夜が染み込んでゆく
2
紙で切る人差し指の痛みほど生を感じる濃い
丹
(
あか
)
の跡
10
ねえ! 君は幸せだった? あたしはね! 君がいたから幸せだった!
7
そこぬけに明るい歌が詠みたくて 夜をスキップで駆け抜ける
3
夏過ぎてストッキングを脱ぎ捨てた脚甘やかす黒タイツはく
4
誰よりも 舞台を愛しているがゆえ 自分自身を 殺し続ける
1
月曜の舞台でおどる屍は全員左に傾いている
3
魚屋の匂いのような春の日の歩道に並ぶさくらひとひら
5
にらばなの枯れ散る様はうつむいたまつげのように陰りをもてり
4
そういえば 今日が賞味期限だったっけ 牛乳とプリン ……
29
の私
2
秋雨にドライブする日父は釣り一方母と地酒飲む我
3
遅刻して 間に合わなくて 届かない だからいつでも置いていかれる
1
月光や甘美な理想未だ来ず ブラック飲み干し本開く夜
2
横になり腰に沿わせた恋人の腕が死体だった驚き
3
君想う 君の知ってる私を思う 強くて綺麗な私でいなきゃ
2
6日後に遺言状を書くひとが光風に目を細めてあゆむ
3
満たされる身体と満たされない心 食べるだけでは上手くいかない
5
君が今 口になさったばっかりに 特別なマナになった食パン
2
君以外画質の悪い夜だった ふたりで揺れて
どうか
(
同化
)
していた
9
あぢけなし秋刀魚の匂い僕は無理食卓飾る栗の花かな
2
日本史は苦手だったよ松尾芭蕉蜻蛉連れ出し集団授業
1
省みる港の水面秋深し鰯の大群旅立つ君よ
1
金木犀香り高きは幻の公園の日々君といた秋
4
夢の果てコンクリートは何処までも揺らめく蜻蛉貴方を見つけた
4
ひび割れた赤色ブーツ爪の先去りゆく貴方は寂し秋風
3
あさぼらけ曙いないよ土俵際令和の秋は土踏まずかな
1
白いセダン乗ったじじいのクラクション ひとつで 死にたくなったから、冬
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