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朝焼けに蝉が鳴いてる それを見た僕も泣いてる日曜日の朝
3
路地ものの みずみずしきを 携えた 笑顔の貴女 偲んでいる夏
11
米こうじのみの甘酒 やさしくて 母のお粥の気分になりぬ
2
もとおっと(父?) おりじなるめんばー とよんでいた すれちがってく 二十一世紀少女
7
スクワットできたようなら まあオッケー 栄養補給に りんごか甘酒
4
『君たちはもう生きるな』と言われたら逆に生きたくなるのでしょうね
5
あらましき しづくの打ちつ
大地
(
おほつち
)
を 黄いろし小傘の のぼり歩みく
2
北の山 今日も登りし 夫婦らよ 飽くなき挑戦 生きる証か
2
ユニークな裂帛をする先輩にいちども勝てぬまま受験生
1
AIを介さなくても外つ国の少女が放つ怒りはわかる
5
バーニアは砕けもはやエーテルもぼくらの声を媒介しない
1
水盤にわたしの息はしみ通りわたしだけ知る模様をつくる
3
光彩を 今尚放つ ギタリスト 老いも若きも 望み果てなし
2
舌さきが半歩進んで歯の裏で調音されるきみのイニシャル
4
ようやくの太陽の恵み 少しだけ無駄にして 君とお出かけ
6
内容はまちがってない言い方にやや演出があるだけなのだ
7
友からの朝採れ胡瓜 メイちゃんとサツキみたいに かじりつきたい!
9
猛暑日を超えて酷暑日あたりからひとのこころの折れる音する
10
あからひく 朝は
涼
(
すず
)
みて
蟬時雨
(
せみしぐれ
)
いづへともなく
僅
(
はつ
)
かなりけり
1
清廉潔白に生きてる人なんていない 誰もが悩み抱えて、今日を生きてる、華やかに、見えても、本当は、ボロボロなんだから
2
団子鼻
(
だごばな
)
を気にしてつまみ上げる子よその鼻こそが母は愛しい
10
雲の
峯
(
みね
)
さし
仰
(
あふ
)
ぐれば高知るや
天
(
あめ
)
の
御蔭
(
みかげ
)
か
須彌山
(
すみせん
)
のてい
2
教会に行きたかったと思いつつ 腹痛その他 ただ治まるを待つ
3
鉄線を越へたる葛の先端が虚空に伸びて左右に動く
5
広げたるシーツの上にすたすたと飼ひ犬が来て足跡つけぬ
8
休みかと母の問ひたる昨日にて会社辞めしと我の答へぬ
6
潜っては浮くカイツブリ 水面に波紋が広がり映る雲も揺れる
2
現代詩集を読む 詩人略歴を見るとやたら東大早大が多い
3
豪華客船は港を離れ人々はしきりに手を振っている さようなら
5
朝バナナ後 食あたりっぽい症状が ねこが心配そうにみている
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