白河の関越ゆる雁ことづてむ霞とともにたちし都に
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夏休み 宿題として短歌だし 我が子だけだときいて期待す
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高校の時分に買った服たちとそろそろ別れてもいい頃よ
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転職し 制服のあるありがたさ 服に迷わぬ楽さ実感
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この海を 美しいまま 残せたら 願いよ届け 美ら海の島
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引きずられ差し出した手も振りほどき施設へ義母は 名月の夜に
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しばらくは虚しさだけが残るだろう 誰もアンタに期待してない
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「人間を断捨離するのにはまってて」そう言う君を俺は捨離るね
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低くとび 実りの秋を待つ鳥が そろそろかねと 案山子かかしに尋ね
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缶詰の日は延々と食べている さながら猫用ビュッフェのようで
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あの頃は 君と歩いた 並木道 今も歩幅は一定のまま
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四十路すぎ 人となりとは顔に出る 他人ひとの顔見て我がふり直す
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うつくしい星に住むにはうつくしい肺と心が必要なのです
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傷つけた 傷つけられた それだけだ それ以上でもそれ以下でもなく
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日の入りが、早くなったね 雲に残る ピンクの夕映え あしたをおもう
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人の山 お礼参りも ひと苦労 パワースポットの名、伊達じゃない
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神無月 迎えてもなお 残暑あり 地球沸騰 現状を知る
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ひとつだけ ピアノの音と歌声に 浮かびくる ロックはいつも 心の中に
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メロディーがゆるりゆるりとほどけきり静寂しじま満ちたりさきオルゴールにより
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その地にはネフィリムがゐた 墜とされて打ち滅ぼされわたし堕天使
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何もかも 消して終わりにできぬから 消えるしかない どうせひとりだ
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悪魔崇拝せしクリスチャン天使崇拝せし悪魔を笑ふ
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未来キミ見たい 想う自分と 消えたいと 思うふたりが シーソーしてる
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秋雨よ 汚ないこころ 頬の露 ともに流してくれぬだろうか
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躓きてドアポケットがレグホンの白色鶏卵皆砕きをり
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見返りを求めないのが子育てで 良く頑張った自分をめよう
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向かい風 負荷をかけるな 老いた母 結界張りたや 偽陰陽師にせおんみょうじ
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母の味真似たくレシピ尋ねれど「適当」と返され叶わぬ再現
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はてしなく分岐はつづきそのなかのひとつの線をぼくらは歩む
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本当の言葉はきっと優秀なファイアーウォールで弾かれて終わり
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