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炬燵
(
こたつ
)
にはみかんストーブの上はおでん 幼き頃の冬の思い出
6
うかつにも置き忘れてきた長財布どうかそのままそこにいてくれ
11
冬の日に 老人たちが ちらほらと 用もないのに 家庭菜園
5
この恋は やぶれかぶれで 突き進む 届けと願い 明日を夢見る
6
I wanna be with 繰り返して猶答えでず海のむこうへ飛ぶゆかこかたち哉
2
とりどりに 喜怒哀楽が ありてこそ 有難きかな 世を去る時は
18
ぎこちなく声を殺して泣く彼の前世はきっと臆病な虎
5
日曜の夕暮れ時はフル活動
3
つの鍋で副菜作り
8
古希過ぎてまさかの涙こらえてる「ゴジラ
-
1.0
(
マイナスワン
)
」なる映画
6
それなりに推敲しての歌なれど 言われそうかな それがどうした
11
あなたより一秒先に言わせてね 好きになったの私が先って
12
作業所の出店でお皿とミニツリー買いて売り子の笑顔を貰い
12
バターモチ 焼こうか悩む やや眠い日曜の午後 50分がネック
4
誰か来て警戒したあと へっぴり腰 めちゃめちゃ低い姿勢のチビ猫
10
磨きたていの一番に用たそと目離した隙母に使われ
9
知らぬまま まったりくつろぐ わが猫
(
こ
)
たち もうすぐピンポン 消防点検
3
守りたいものをなくしたこの日々は『明日』の意味もわからなかった
7
猫トイレ始末するまで見終わってすぐ用をたし走り去るチビ
9
凄い
短歌
(
うた
)
に出会った予感のみあれど読み解く力のなきぞ悔しき
10
何食べで ケンジが「アラフィフ」連呼する そんなに言うなよ 同い年なんだ(笑)
3
枯れ葉散る 一枚たりと同じ葉はないと気づけば 少したじろぐ
12
拒否犬の柴犬説得試みて抱っこの肩にちょんと前足
12
またひとつ試練を乗り越えちょっだけ こころにゆとり休息の時
7
春が恋しい君がそう言うから椿すべて手折って作った春みぞれ
3
遠き日の白き浜辺を夢見れば鴎の歌は目覚まし時計
10
尋ねごと此処にはあらじ電脳の網代を手繰れいまひとたびは
3
前を見ているはずだった 気づかないうちにずっと、きみを見ていた
5
道邊
(
みちのへ
)
の
黃葉
(
もみ
)
づ
銀杏
(
いちやう
)
の
竝
(
な
)
む先に 朝影のさし
黃金
(
こがね
)
かがやく
3
ひまわりはいいな自分の向いているべき方向を迷わないから
7
冬立てる
朝明
(
あさけ
)
の空の
練
(
ね
)
り色は 限りも知らぬ
染織
(
せんしよく
)
なりけり
2
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