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『祈りだよ』百合燃ゆる夢に冷蔵された夏の極光溶かして泣く
0
あぜ道のみぎもひだりも蛙のこゑ田植ゑ終はれば梅雨ちかづきぬ
1
降るような藤降るような蜜蜂の羽音振りゆくミズキの花弁
0
気仙沼 向かひし汽車の 前方に 線路の終わりを 見据えたる昼
1
吾がひとり喫茶店にいる日曜日きみは今どこで誰といる
1
まさか君、わたしの腕の細ささえ知らないまんま去るというのか
3
我の名をあなたの姓につなぎをり 遊びじゃなくてホントにしてよ
0
そんな顔するなと君が笑ってる 「嬉しくて泣くならいいでしょう?」
0
肩の触れあう距離にいる君と吾のあわいに壁はなにもないはず
0
わたくしの秘密の園へたどり着くあなたは紅き花散らしつつ
0
薄紅を深き緑に変えてまでおまえは奴を待つと言うのか
0
君も見ているかもしれぬ夕焼けの色その色に溺れていたい
1
関係が少しも更新されぬから甘い過去に溺れてしまう
0
貧相な見てくれだった木蓮は今純白のドレスを纏う
1
尖らせた鉛筆を突き立てるべき肉体がまだあるんだよなあ
1
時計
音
(
おん
)
チクタクチクタク 鳴る秒針 それは時に 時には残酷
0
釜にただひと口残る米を見て決めてしまった、この家を去る
2
25° エゴの中にある優しさはカタルシスとし雲居に隠す
2
濃厚な接吻の後『終わったら連絡するね』と君が微笑む
2
なつかしく滅びの香る風のこと想う古着のほつれほどけば
3
春というこころはこわれ梅雨入りの 渚へ海へ 声へ祈りへ
4
チャリンチャリンと夏風の催促 鬱
(
ふさ
)
いでも聞こえたせまる四季の音
(
ね
)
1
諦められた一円ひろって得だと思えるコスパで明日も
2
さよならとまたねの間にある
隙
(
すき
)
を教える前に桜が散った
6
旋盤工募集のポスター色あせて雨のにほひの京浜蒲田
4
自転車のかごに置かれる霧雨でさされた赤い折りたたみ傘
3
呪文まで覚えて唄い散らしても君の気を引けなくて、心は
3
わたしいがいわたしじゃないしわたしなどどこにもないと知れば夜空よ
3
いつだって詩を書けますと答えてる世界の果てに獣が残る
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ひともとの桜の花弁より多き想いをわたし抱えています
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