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夕映えの冬空駆ける川風に向かいて漕ぎし自転車ペダル
5
三月はいつも僕らを追いかけて果たすことない約束させる
18
蝉時雨入道雲が追い立てて陽も陰るのは夏の昼前
3
トンネルを歩みて抜ける白河の光溢れる夜の天蓋
3
今を飛ぶラムはやたらとかわいいなあたるも今はじいさんだろう
1
春ですが暖かすぎやしませんか嬉しいですがちょときもち悪
1
なさけなや 人は己の 道を行き 破滅に向かう 知ってか知らずか
1
誘惑に 陥る者は 自らの 欲望のまま 生きているだけ
1
次々と 規則に規則 付け加え 防護のために 息まで詰まる
1
追い炊き後 意識失う 束の間 これが極楽 ほんま極楽
1
一人ではこの部屋はもう広いから引っ越ししよう夏までの時間
4
今までが 間違いだとは 思えない 一生懸命 生きてきました
2
「じゃ、またね」」言い出せなかった初恋を君の肩越し月が照らすよ
15
ちょっとだけ悪いことした自覚ある ひまわり食べる夢を見る日は
3
コマ落ちは視神経かな記憶かな知らず出てきちゃいきなり消える
1
他人を見て ひがんでみても 仕方なし 自分の道を 突き進むだけ
2
右も駄目 左も駄目か 真っ直ぐに 生きるしかない 真っ向勝負
3
エリートは リスクをとらぬ 道を行く 落ちこぼれだけ てっぺん目指す
2
あの👩が 戻ってきたと 聞いた時 妻の笑顔が すうっと消えた
1
花粉症 仲間が増える この時期に ハウスダストと ダブルで👊
3
かけがへのないぼくたちの贋作が八百円のお手頃価格だ
4
「さよなら」と君のくちびる動いても気付かぬふりでそっとほほ笑む
4
闇の中歩いてゆけばいつの日か光見えくることはあるのか
3
儚きは 桜の花か この恋か 綺麗に咲けど夢と散りゆく
3
明日には 今日を昨日と思うから セピアに染まる夕焼けの空
13
遡上する鮭が見られる街の川身投げするのも案件に置く
10
降りしきる 桜の花の儚さは 届かぬ私の想いにも似て
4
白昼に逢えたよ微睡む夢路にて リアル世界ではラビリンス
2
麗らかに春は呼びます窓の外淡い色味の手招きの影
2
マックから見える笑顔のかたまりは 幸せいっぱい春間近
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