目が覚めて数秒後には朧げな君の儚いものになりたい
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わたくしの心は誰にも明かさない正しいだけの青空なんか
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母なのに義父の介護もしてたのに父の前では幼いわたし
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われわれは互いに霧に隔てられ、あるいは互いに霧でしかなく
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行き過ぎた 道楽の果て 虚しさと 後悔残る それは避けたい
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場所を変え 環境を変え 人を変え 仕事を変えて 生活を変え
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もうやめた 諦めようか 無駄なこと なにか違った ことをしようか
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一年中 鼻水が出る アレルギー みるみるうちに ティシュが山に
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人格を 否定されれば 窮屈で 認められれば 好きになるやん
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栄光は 人の求めし 究極の 幸せなのか 幻なのか
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失敗を すればするほど 清くなり 遜りては 天に救わる
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偶像は 人の心に 巣食いては 花を咲かせて 毒の実をつけ
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悪なんぞ 幻にして 毒にして 破壊に終わる 墓場に眠る
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感謝して 思い通りに ならぬよう 堕落の道は 叶わぬように
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なんとまた 言葉は軽く 弾むよう 重い荷を背負い 歩む現実
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真実は なんと幸せ 純白の 衣装を着けた 子供の使い
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成功者 羨ましくも 恨み持つ 地べたを舐める 亡者のように
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厳しさや 彼女に似合う 恐ろしさ 近寄らぬよう 祟られぬよう
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思い込み 心開けば 恥ずかしい 失態続く 老年の頃
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幻想が 散ってしまえば やけになり 堕落の一途 落ちてゆくのか
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日が暮れて花の水やり外出れば風に神楽の笛の音交じり
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お母さん1日遅れでごめんなさい母と二人で母の日ディナー
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朝ごはんのつもりで買ったアップルパイ今食べたほうが美味しい気がする
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海原の小島にひとり ずとまよ。の歌と 本読む 夜は長いの
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はりつめた 糸に鋏をあててるの 紙コップの底 君にあいたい
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悠久の 時を生きる 大河なら 私の罪も 流してください
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巻き上がる髪鼻先をかすめては いつかの母の空気が香る
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手をつなぎかちにてわたる思ひ河しのぶ逢瀬のみづのつめたき
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しまむらのジャージのことをしまジャーと言えるかどうか言えなくもない
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レジまでのカートは楽器なんだよーかたんかたんかたんかたんかた
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