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物事を理論で語る君からの「何だか好き」は無償で信じる
8
ちま猫は おみみのおおきいねこなので ときどき おみみをつままれている
9
急ぐ朝 熱いカフェオレもどかしい ねこは猫舌 ねこ母も然り
12
忙しいときこそあえてリラックス それがなかなか難しいのね
11
異国にて夢と理想を語らつた友はまつすぐ突き進んでく
9
四年ぶり同じ皿から取り分けて摘まむひとときさよならコロナ
12
ちぎれ雲 晴天の中 ゆらゆらと 我が行く道も 成るに任せて
9
ぐんぐんと気温の上がる
昼日中
(
ひるひなか
)
しゅるっと
細身
(
ほそみ
)
の
夏雀
(
なつすずめ
)
12
急ぐわけではない普通列車でのんびり出かける
11
ウサギの目 アデノウィルス はや七日 なにこれあかんめっちゃしんどい
11
大昔「伝言板」にあった文字その人のこと見える気がした
8
停まるたび遅延謝罪のアナウンス遅れることを世間許さじ
5
失望や挫折哀しみ数あれど生きてることが唯一の解
5
遠くある雲の形を楽しみり近づくほどに靄となり消え
3
Dreamのドリーム感もよいけれど夢のゆめ感やわらかくよい
9
秘密なる言葉の意味を飛び越えて妙に見せたい秘密基地なり
5
別れ際むかしの人が夢見てり魔法で会話す深夜の僕ら
3
真夜中にちょろちょろ聞こえる水の音町の血管聞いてるみたい
7
リハビリの終わりにまたねの声かける 靴にリボンの爺さまにこり
15
推し絵師に文
(
ふみ
)
したためるオタクワイこちらは憎き手書き履歴書
5
僕たちは、剥がれてしまわないように、自分を抱きしめながら生きてる。
10
朝風に溶けし草の香 川の音 ここがふるさと生きて死ぬ場所
11
いつの日か神経学的アプローチで精神病の謎あかされむ
7
指先もかわいさポイント稼ぎたく深夜にマニキュア はやく乾いて!
9
果敢に死に往くちびマリオ 誰もがニフラムを
唱
(
うた
)
う世界で
2
「私」から「君」へと主語が移りゆく 愛がほんのりわかり始める
11
ヒトの手の熱でも火傷する金魚 私もそちらに入れておくれよ
12
チューハイで口からこぼれた告白は届いているのか 丸つけは
明日
(
あす
)
9
蜂蜜が染み込む月のパンケーキ 靄を吸い込み明日は長靴
7
可愛い嘘を愛しながら少しずつ傷つくような来世の約束
14
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