砕かれて 打ちのめされた 精神を 神が拾いて 集め給いて
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我もまた 太宰みたいな 欠陥を 持っているのか 生きるだけさえ
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美しき 鳥の鳴き声 真似てみて 美辞や麗句に 虫唾が走る
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それでなお 吠え続けても 誰が聞く 誰も聴かぬが 犬の遠吠え
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情けなや この世を嫌い 遠ざけて 今やこの世に 追い出されそう
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給料や 経済力は 人の世で 立場の違い はっきりさせる
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最近は 女が男 らしくなり 男が子供 らしくなりけり
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この歳で 子供っぽいと 侮られ 軽んじられて 情けないやら
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叱られて しょぼんとすれば あの人は 45才 子供じゃないか
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眠れずに 遮光カーテン 開けてみた 今朝の4時半 すこし明るい
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目が覚めて数秒後には朧げな君の儚いものになりたい
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わたくしの心は誰にも明かさない正しいだけの青空なんか
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母なのに義父の介護もしてたのに父の前では幼いわたし
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われわれは互いに霧に隔てられ、あるいは互いに霧でしかなく
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行き過ぎた 道楽の果て 虚しさと 後悔残る それは避けたい
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場所を変え 環境を変え 人を変え 仕事を変えて 生活を変え
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もうやめた 諦めようか 無駄なこと なにか違った ことをしようか
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一年中 鼻水が出る アレルギー みるみるうちに ティシュが山に
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人格を 否定されれば 窮屈で 認められれば 好きになるやん
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栄光は 人の求めし 究極の 幸せなのか 幻なのか
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失敗を すればするほど 清くなり 遜りては 天に救わる
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偶像は 人の心に 巣食いては 花を咲かせて 毒の実をつけ
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悪なんぞ 幻にして 毒にして 破壊に終わる 墓場に眠る
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感謝して 思い通りに ならぬよう 堕落の道は 叶わぬように
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なんとまた 言葉は軽く 弾むよう 重い荷を背負い 歩む現実
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真実は なんと幸せ 純白の 衣装を着けた 子供の使い
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成功者 羨ましくも 恨み持つ 地べたを舐める 亡者のように
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厳しさや 彼女に似合う 恐ろしさ 近寄らぬよう 祟られぬよう
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思い込み 心開けば 恥ずかしい 失態続く 老年の頃
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幻想が 散ってしまえば やけになり 堕落の一途 落ちてゆくのか
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