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葭芽吹く頃も判らぬこの吾は よしもあしきもリードが必要
8
太陽も山の向こうの青空も塗りつぶされる 黄砂降る午後
15
葉桜に 宿る日差しが 反射して 風に揺られる 青葉な僕ら
4
目が覚めて 下着姿で 大の字に 眠る愛しい 君は我が物
4
だらだっだ スキップ崩れの地団駄で泥濘さえも踏み越えてゆけ
7
半年も 会えぬけれども 君ならば 乗り越えられる 茨の轍
3
人生は 走りきるのが 一苦労 バトン渡せぬ 孤高のアンカー
12
何人も
(
なんびと
)
語り尽くせぬ 夢在りし 遥か昔の 古代人さえも
8
入選を願いて言葉を錬るよりも 吾は思いに任せて詠う
10
強がりに その身を焦がす 君を見て 居ても居られぬ 胸の歯痒さ
8
吐露できぬ 君への恋路 奥底に 露も知らずに 覗く胸元
7
幾重にも連なる紅き鳥居ってさ 言ってしまえば神への赤スパ
7
短歌
(
うた
)
にしてそれで心が満ちるなら 恥じることなく私は
詠
(
うた
)
う
35
搔きあつめかき集めてもなほ余る焦燥感で火傷しそうで
6
ぽつかりと空いた
欠片
(
ピース
)
が気になつて何か足りない不惑のパズル
11
夕刻に 茜が宿る 君の頬 伝う雫に 是非さえ言えず
4
深酒を明けて一人でシャワー浴び 貴方の指を想いて慰む
10
吸う僕に ちーたーやめろと 笑う君 特に効くのは 君の言の葉
4
「おはよう」は 新たな朝の 始まり 昨日のことは 忘れいざ進め
6
寝れぬ夜 もたらすものの正体は 悩みではなくたぶん胃もたれ
7
戸の外で 少女の被る 南瓜
(
みなみうり
)
お菓子を求む 声を耳にし
2
おはようと おやすみの間 君がいて 抱きしめていて くれたら本望
8
がむしゃらのその先きっと大好きなビールが待っているさあ勝つぞ
4
君の細胞が全て入れ替わっても 大切さはこの先も変わらない
4
風の中 桜のつぼみ 耐え忍ぶ 光ほしいと 春の嵐に
8
誰の星にもなれない私だからせめてあなたが迷わぬように
9
風薫る見ればピンクの薔薇一輪 はなびら幾重に幸せつつみ
15
いつかまた生まれ変わって会いたいよその時もまた笑ってほしい
12
誰ともひとつになれない生命なのに悲しくも求めてしまう
8
悲しき星の終わりにてあなたもいつか空白になる夜がくる
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