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本体はここではなくて文字列の間にあると言い切れるなら
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「ていねいな暮らし
(笑)
」と笑う人たちはどうせ救ってくれるわけない
1
にぎった手が きみだとわかる こんなにも さっきもちゃんと消毒したのに
1
エアコンは口から涎を滴らせ極地の息吐く
獣
(
けだもの
)
となる
0
失ったひかりと共に名を変えて月は見えなくなったって月
7
りんご飴 もはや縁日では食べぬ ナイフとフォークで切り分けて、秋
0
昨日見た映画の評価を聞いてみる 君のレビューは信じてるから
4
日に透けるすすきに白く風吹きて水無滝の川ぞ流るる
1
りんごには 中身があるか 空なのか さっき電車が通っていった
1
寄せては返すカーテンにモビールの音近づいてまた遠ざかる
2
よりかかるはちみつを売る店のドアまだ名を知らぬきじとらの猫
1
真夜中に期限切れなるどら焼きを昨夜食べたわ 僕、元気です
11
調わない自律神経引っ提げて寝床のために這い回る日々
1
「秋」というものはいつからいつまでか 今日の日差しに問いかけている
1
顔色の悪い女と身をよせる東海道線は二十二時
1
籠枕に魅せられたる それ程までの母の年輪
2
しみこんだ あまみずがからだを おもくする だってあなたもわたしだから
2
ひょうめんに 浮き出るものしか みえないから カラスの羽にさわってはいけない
0
自販機は社会の縮図、コーヒーと炭酸水は隣りあえない
3
ゆるゆると逃げ続けよう蛞蝓の虹を残して進む速さで
2
泣きそうな声音で君が歌うとき メモの言葉は壊れはじめる
0
日々に降る言葉ばかりが積もる中動けず眠るだけの休日
1
傷ついていないし泣いてなんかない大丈夫僕はひとりで滅ぶ
4
福音はいつも遠くて瓦斯灯の明滅にひっそりと金合歓
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新聞をたてに破けば裂けること保育園児も知っていること
2
夢に出てきた君とデートをしてた 好きという事実だけが残り
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飼い猫が膝から発ってまた膝に帰ってくるまでの月日が夏
3
魂が夕焼けのように澄んでいて その美しさに 救われたんだ
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臆病に生きる 時雨に傘を差す おひさま味の水薬を呑む
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よろよろのつまらない午後運命の赤いドレスの女に出会う!
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