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寄り添える家族って良い 心からそう思えるよ猫を見てると
11
ブリリアントカットのような多面体ヒトはいくつの顔を持つんだ
7
家の裏シオカラトンボ飛んでいる秋の足音近づく日なり
10
少しでも元気になれと病院通い 猫の治療費冷や汗たらり
13
久しぶり 目覚まし時計に起こされた 寝起きの
悪態
(
むすこ
)
わからないでもなく
11
奴は言う 俺が必殺覚えたら "戦争"2文字の 概念ごといく
5
秋までは かえりみられぬ ねこベッド 夏のあいだは だんぼーるがすき
8
来週は数日 実家に帰る週 キャベツ一玉 買って
如何
(
どう
)
する
15
朝起きて「君が隣に いたら」とか そんなことばかり 逡巡してる
5
夏バテが凄まじいかと覚悟するそんな心配誘う涼風/フライング
11
突然の停電となり思い知る 此処には水もガスもまだある
16
あれほど眩しかった防波堤が白く乾いて疲れている/久しぶりの自由律
10
目に映る全てのものの端々に 君を見出す恋したばかりに
10
いにしへの氾濫せし原は田にかはり原風景といつしか呼ばる
9
幸せに必ずすると言ったわね人生返せこのダメ亭主
7
「行っていい?」「母さん仕事、パパいるよ」「そう、いないならやめておきます」笑/長男より
11
夏祭り浴衣姿の孫二人帰り夜道に蛍飛び交う
8
米びつの僅かに残りし白米に想いを馳せる新米の湯気
10
庭先の鈴虫が鳴く夕暮れにススキが揺れる秋の訪れ
10
煌きを私のそばに置いてから、のべつ幕なし広がる
宇
(
ぷ
)
宙
7
来ぬ人を松屋の窓際午前二時 もういいかげんやめにしましょう
6
助手席が空いた二人の帰り道「この先一方通行です」
9
花と茎ガーベラみたいな白の菊 葉は茹でました高かったから
5
「今夜飲めば明日は禁酒」とか言って 寂しい夜を調整してる
18
首
掻
(
か
)
いてロールシャッハの染みふと浮かぶ わたしっていったいどんな人だっけ
8
あと何度父の手握って歩くのかいつか懐かしむこの感触
12
どっちがいい? どっちでもいい。 答えると どっちか聞いて いると
繰
(
く
)
り
返
(
かえ
)
す
6
「オナカスイター」頭突きするねこ 暗闇の中で抱きしめ ゴロゴロ音聞く
14
憂うつも 忘れるほどに 幸せな 恋する気持ち 思い出せたら
7
プールサイドの「たられば」は不道徳 グラビアアイドルと来ていれば
7
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