トランポリンに甘やかされたあと地球の硬さを思い知る足
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404よんまるよんあなたは僕を何もかも見つけられない探し出せない
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嘘つきな暦は春と云うけれど、水道管の凍った夕暮れ
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苦しいの?憎たらしいの?泣きたいの?教えてあげようそれは恋だよ
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わづか数ヶ月このいつメンが永遠とあると信じた木曜の午後
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誰が悪いのか決めるための会議の資料を作るための会議
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白菜を無理に切る時の音がする初恋でした しくじりました
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好きなのはあなた以外の誰かです だからあっちへ行ってよ早く
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カロリーを摂ってるだけじゃ心は枯れる。美しさにふれ心に花を!
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「これは銀木犀」と通るたび教えてくれる秋の課外授業
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炒り卵と錦糸卵きれいな方をくれた君と冷やし中華
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歯磨き中もかまってほしくてわざと左足を爪先で踏む
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人々が一様に空を見た のんびりとゆっくり欠けてゆく月
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イライラを鬼にぶつける鬼は外 大声を出すクレーム処理後
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昔日を思い出させる送り状 友の手書きは友を表し
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争いを 避ける人生 これでよし 戦うならば 敗者を作る
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臭という 妻の励まし ありがとう 忍耐力も スーパーとなる
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これもまた 人生なのか 季節にも 春夏秋冬 消えてゆく花
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体力の 衰え方は 半端なし 命短し 待ったなしです
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複雑な 人生だった 今となり 記憶は薄れ 単純となる
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鶏糞を 撒きに行きます 今日こそは 妻と私の 記念日ですが
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情熱を 注いでいれば 何かしら 形表す 人間として
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若さとは 気づいていない エネルギー もったいないよ 浪費するには
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右肩に 左の手を当て 暖める 痛みが去って 少し眠れた
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なにもかも 手の平サイズ スマホかな 持たない決意 自由の証
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もし神が存在したらはもう良いよ 誰か彼の目を僕だけに向けて
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原子核と太陽が似ててよかったと思う 高校三年の夏
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十一時発の朝行き乗り遅れ始発までいるかわたれゾーン
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すみませんついかえしたくなっちゃってさきにでますねあとは本歌で
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そして墜落したぼくは下へと言われ地下牢に繋がれている
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