人生は 他人と関り 交わりて 愛を感じて 涙するもの
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助けてと 会話の狭間 聴こえたら 無視はできない 愚かな男
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衰えた 体と心 眼には 他人の苦難も ぼやけてしまう
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庭活を夫はしており黙々と 子等の為とて寂しさ滲む
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罪深き 闇の世界に 首を入れ 眺めてみれば 泥をかぶりて
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たこ焼きが 真実語る ようにする 他人の家庭の 闇を焦がして
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チュンチュンと 5階の窓の すぐ横の 穴から聞こえ 春よそこまで
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悲しみに慣れることだけ覚えれば 生きては行けるもうすぐ春だし
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土筆はね小さき音をさせながら 土出るらしい 春なの?ねって
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こんなにもわれを夢中にさせたるは 柑橘類なり「はるか」といふ名の
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本日のお昼は外でランチゆえ「朝は抜くわ」と母九十五
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幼子の髪結い止める朝なれば もうすぐ五歳の匂いの毛先
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毎朝の我が家のルーティン血圧を はかる機械の規則正しさ
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新聞の死亡の欄に友の名の あぁほんとうに死んでしまった
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整枝されおさげの髪のしだれ梅 三つ編みできぬつぽみの涙
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祖父、祖母、父、母、直系かぁ
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始発電車、満員御礼、南無阿弥、家内安全
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ひとばんに おきるといれは にじゅっかい 「じっとしてると はきけする」/はいかいじのバァバの人格 焦燥感?
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完璧でいられぬ僕たち私たち四角三角円筒の群れ
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「頑張ろう」思い広がれ能登地震からいっぱいの花咲く春ヘ
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被災地の友と文通再開の記事読みいいねだね春近し
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関連死防ぐ若者奔走の能登半島はもう暖かい
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今日だけは「ハピバ!」がなにを指すのかを一瞬とまって考えている
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彼なりの優しさ 彼なりの優しさ どうかどうか誤解されないで
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禁じられるとしたくなるいろいろの中に「労働」すらあるらしい
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「生活がすんだらしたいこと」という脳内アンケートが配られた
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ネコの死をヒトが悼むに至るまでコードは長く絡まってきた
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黒土に眩しいような淡緑を光らせ亀虫が死んでいる
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この先は 長生きだけしてもらえたら 不安はあれど 老母に願う
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だらなよさ 妹が開けた9%のロング缶残りぐぐっと飲んだ
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