長丁場予定変更一方で「どこに入院」呑気な会話
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下敷きで擦って立てたいたずらのような寝ぐせに得意気な君
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呆気なく四つのピース欠けた後イケオジ奏で再度完成
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「また明日」それまでちゃんと頑張ろう一人でいてもハグする言葉 
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むしろ打つかのよに伸びた爪で弾く七年前にあきらめた曲
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雨音がいちばん美しい家に住みたい 死んだあとでいいから
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ただ一度の生死を分かつ賭けとして発芽プロセスを始める種子は
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カルピスの氷が鳴ればそれだけで心通じる夜のファミレス
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君が馬鹿にした占い師が言うには女難の相が出ているらしい
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「数学は答えが一つだから好き」僕はそう言う君の目が好き
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ガタガタの椅子に当たった席替えの不安定さは僕に似ている
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人生は 神の作りし 試験場 良き実以外は 切り倒される
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いい人も 悪い人さえ 神の子ら なりたいように なってゆくもの
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人生の 時間をかけて 人となり 捏ね上げてゆく 神の作品
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どうしても 人は信じる ままに生き なりたいように なってゆくから
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善いことを 信じて生きて 行いて 後悔のない 生き方であれ
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人生の 秘密を知らず ただ生きて 死んだところで 何が人生
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この世にて どんな善いこと しただろう それとも悪に 染まっただけか
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生きようと 死のうと人は 存在し 永遠の世界で 存在続く
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妄想は もはや崩れて 形なく 死が近づけば 音も立てずに
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あるじ病み 草生ふ庭に ひとつかみ 杉菜すぎな枯れしを 野晒してをり
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フェイクだと 天井裏に身を隠す 西瓜の丘を利用したのか
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土曜日の朝の納品気が楽だ・・・あれ、週休二日ってなんだっけ?
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予習兼ね我が通信簿開けてみる 今も昔も変わらずフツー
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甲虫 飼い慣らされていくのかい 胡瓜から西瓜に変えただけで
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お別れを 言う必要も ないくらい 君は心を 閉ざしたままで
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休日の無限睡眠決行後床(とこ)はまさしくパイ投げのあと
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現世うつしよの収束地が君だとしたら僕も君へ向かっていけるのに
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薄い呼吸連ねるばかりのこの人生が僕の物語には見えなかった
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光速の一億分の一倍におけるウラシマ効果の多少
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