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寝落ちして 朝、目覚めたら いつの間に 朝イチ記憶 から呼び起こす
2
どうしたら真意が届くや悩みつつケーキを二つ持ちて佇む
27
豊水と葡萄を一緒に食べるなら梨が先だね甘く無いからね
8
メイドカフェ行ってみたけどスカートが短いだけで顔がイマイチ
9
いつものように始発、雨もなく淡々と一日がはじまるしあわせ
5
タイフーンゆっくりなかなかこない、じれったいが、こないこと祈る
6
何時もなら朝帰りする
愛猫
(
きみ
)
なのに姿を見せず心配尽きず
10
朝帰り床に転がり伸びをする
猫
(
きみ
)
はツンデレ今日もお帰り
9
江戸の町の人口密度を支へしは稲作技術と民族性か
7
「天気なら空を見ればわかるよ」と笑った君に 二度恋をする
4
鈍色
(
にびいろ
)
に 深く沈んだ 僕の上 君の笑顔で
陽
(
ひ
)
が差し込んだ
6
あなうたて 今月2度目がお出ましだ 今日から淡いリラコが履けない
7
「ほっとけ」と息子は妹観察し二月に途絶えたライン川通る
10
褒めて欲しい? 言葉が思いつかないよ もはや私の一部なんだもん
3
死にたいと 生きたいを 繰り返す人生で でもチケットは 一方通行
4
「おかえり」と「いってらっしゃい」二つとも言える幸せリモートワーク
8
秋だからでしょうと言いたい「何してる?」六インチ閉じ溜息ついた
3
叱責と残業と雨と靴擦れと フルーチェ全部食べていいよね
27
漫才の良し悪し知らず聴くライブ得心いかず足取り重く
15
涙さえ暇つぶしだね 遊ぼうよ 等身大のいのちの中で
8
こころの穴 埋めようとして またひとつ 覗くと見える 自分の愚かさ
7
曇り夜に湿る草はら隣の君が見えない星に心を凝らす
5
ペディキュアをとって現る褪せた爪サンダルの跡甲に残れり
21
おおしけと カフカエスクと 赤い気分 クリームソーダ よく冷えてゐた
4
ねこたちは きょうもぷろれす おみずいれ ひっくり返して
床
(
ゆか
)
、水浸し(涙)
12
新札と 一緒に使い 店員が二千円札 じっと眺める
13
キミは秒針 短針は ぼくだろう ヤツは長身 かなわないかな
4
店じまい 珈琲館の 思い出も 静かに キミの 黒髪送り
5
コーヒーに ついてくるあの 豆菓子を ボクの分まで 持ってくあのコ
5
長き時 付き合いくれた ヘルニアに そっとつぶやく 暫く休め
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