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あんみつの きらりと光る 寒天の 涼しい感じ 思い出積もる
11
晴天の開幕いいねばら祭病室で読む新聞記事に
7
チビ猫もおひざ乗りたい けど先客 たまに一緒におひざのもうふ
11
おとうちゃん ぱそこんのまえにいるときは ちま猫ちゃんは おひざを所望
9
奇数月限定 クッキークリームのスコーンを食む
口福
(
こうふく
)
の朝
11
放課後の教室で泣くキミを見た 声をかけずに校門で待つ
9
4階の踊り場に立ち空をを見る 俺のアジトは公団の5階
2
逆行の動きに無念残酷さみんな知ってる核成果いつ
3
貸してみてマジで100%出してんの ほら開くじゃないコーヒー飲みな
2
君と僕星を見る場所変わっても 願いはひとつ刑期短縮
4
材料が違っているのに同じ味 なにを食べても青椒肉絲
2
アパートの目の前に立つ電柱に 吸い殻見つけ棲み家を変える
3
五月
(
さつき
)
晴れ遠山みれば山目覚め みどり黃緑風と戯る
8
キラキラのクリームソーダの泡の中 今なお映る君の横顔
4
復調の兆しヘもがく泥臭さしびれる場面輝いて晴れ
5
思い出も先の迷いも瀬に浮かべ海に流して朱夏に佇む
8
妹
(
いも
)
千代子
魂
(
たま
)
のかたぶく年明けに八十八歳いかにとやせむ
7
人の名がすぐ浮かぶよう教わったヒントも忘れ途方に暮れる
17
絶望の先に古希から引きこもり逃げたい逃げたいもう逃げていた
5
結局は 同伴でしか逢えぬ身で それを励みに頑張れている
6
本日は、湘南お祭りめぐり、☔️降る前に
3
ベランダの花たちが実をつけいいねから同棲にさよならし籍
4
やわらかくにゅるりとしなるそのしぐさ猫は時折液状となる
20
観光地 至近の我が街 美化闊歩 想像突き抜け みな無口
10
雨だから「梟の城」読み返す 久しぶりだな!
葛籠重蔵
(
つづらじゅうぞう
)
!
9
そういえばこの封筒で送っても受け取る人はいないのだった
14
前世での記憶がないから来世でも今世の経験生かせないのね
12
見るからは かくて
折
(
をり
)
しも過ぎがてに
初音
(
はつね
)
きかせよ
汝
(
なれ
)
ほととぎす
4
漣
(
さざなみ
)
の波の寄せくる
渚
(
みぎわ
)
佇
(
た
)
ち 水平線にきみの面影(折り句)
6
夏山の川の緑に袖
濡
(
ひ
)
ぢて
掬
(
むす
)
べば乱る底の白雲
9
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