まあいいや おおらかにして 朗らかに 死んでゆくにも 笑顔でチーズ
3
情けない 人生だとは 思わぬが そう思われて 仕方ないかも
3
貧乏と 思わなかった 今までは 人と比べて しまわぬように
4
エプロンが 恥の上塗り おじいさん こんな老後は 一種の修行
3
二日間 雨が降りたる 借り畑 スイカの上に 傘を広げて
7
キューティが始まる親父テレビ消す 微妙な空気は未然に回避(今なら分かる)
9
注意され 干渉されて めげるより 文句言わせぬ 実力つけよ
3
妄想に 怯えてしまい 現実を 疎かにして しまわぬように
3
秋雨が 通り過ぎたる 今日の朝 秋になったぜ 暑めの秋に
4
言わずには おれないことが ある時は 言ってしまって いいんじゃないか
6
心魅く みちのくは早や薄氷 鱈も海鼠も旨くなるらむ
9
「まだ居ろよ…」甘い誘惑 布団から囁かれている 肌寒き朝    /なかなか起きれない
18
ラジオから五輪の歓喜おぼろげにコスモス咲いたひとり旅の日 \ 10\10 東京オリンピック
17
下の子も新超人を考案し二十二円を貼り出す応募/今月からの郵便料金値上げを受けての「キン肉マン」超人募集
7
戦争を我も子どもも「ちいちゃんのかげおくり」にて教わる国語
10
秋は日に日に深まり、日の出前長袖の季節となる
9
始発🈵何とか座れ🙏、窓外はまだ闇から、ようやく青く白んできた。
3
うれしくも娘や孫の年頃のナースらとともに外来に立つ
6
小夜時雨 (さよしぐれ)一雨毎に 深まるは 冬将軍が 忍び寄る秋 
18
水面に 薄っすらと張りし 薄氷 いよいよ始まる みちのくの冬
16
あなたとの思い出ぜんぶ土に埋め 左目のものもらい痛む
3
あらかじめ正義を設定できたなら 社会詠でもお手軽ですか
3
ふと気づいたら蝉が鳴いて、あっという間に吐く息は白く
5
真夜中のラーメンの味 豚キムチ あなたのトンカツ 豚つながりだ
4
勉強しろ!嫌だったけど今ならば親の気持ちも理由もわかる
21
その味に飽きが来ないということは適当が良い母さんの味
27
踏み切りを渡ったところの本屋さん買ってもらった最初の絵本
12
諦(あきら)めという鉄杖をついて今聖なる坂を独り登らん
7
ときめきが欲しいと下を向いて言うあなたは私の光だったよ
12
巷間を縫って飛翔の痕跡も即時消去すムラサキツバメ
11