踏み込ませない甘さより共倒れさせるくらいに傲慢でいて
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クジ運が イイの悪いの 紙一重 コレしかないのを 引くだけのこと
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君の兄 陽性反応 君早退 ヤバいね僕も 僕もヤバいね
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小町こまち(=小野小町)の歌を 女だから今イチって 言うけれど そんなの偏見 紀貫之きの つらゆき
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夜静か灰色の霧にじり寄る 嗚呼そうか僕 君失った
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「たすけて」と素直に言える時までは明日明後日も笑っているよ
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先生の あたたかき手に ともる やさしさのもと どこからくるの?
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思ってた商品ものと違うが外箱は猫が気に入っているので良し
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六歌仙って 6人マシだと 言っているだけ ディスり放題 貫之つらゆき(=紀貫之)ヤなヤツ
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うたなんて いくらでも詠める なぁ、みんな! たぶん貫之つらゆき(=紀貫之) あの世でかんかん
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髪の色を シルバーアッシュに したけれど なぜか金髪 どういうことだろ
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親子ほど 年の離れた 君と仲良し 僕は結構 幼稚だからね
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かみなりが近くにいると耳元でささやかなくちゃいけないきまり
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あまりもの 野菜を入れた スープ鍋に コンソメひとつ 美味しくなあれ 
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木々の葉が青手放してくそよ風と心の一部は君しか座れぬ
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遠くから 私はあなたを 見てるだけ そのだらしなさすら 愛おしくて
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詩集より パウル・ツェランの 作品を 読みユダヤとは 何か問う思考 
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きみは夢 きみは陽光 きみは意志 きみは兆候 そして根源
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毎日が充実してればしてるほどつまらない歌ばかりが出来る
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十代を喪失した日のテンションで、鈍行、海行き、ふたりで乗ろう
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秋雨に傘を持たずに雨濡れる捨子の目拭う優しき娘
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胡瓜をちくわの穴に入れるそれ料理なのか遊んでないか
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間違いを消しゴムで消すその間君が遠くに行っちゃう気がして
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このままじゃ 変われないのは嫌だから 踏み出せ私! 蒼穹の風
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風の音 鳥の声聞くあたたかい朝 森の香り 胸いっぱいに
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眠れなくて 今日も朝から 泣きそうだ あと一日だ 乗り切れるかな
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アスファルトに散るネオンの断末魔 エンドロールは流れないまま
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眠れない 夜よ、僕を 殺してくれ 朝よ、僕を 起こさないでくれ
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オレンジの アロマをたいて見る夢は  また会えた! 大好きな人と手をつなぐ夢
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目には君の影 耳には君の音 心には君の顔
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