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雷のゴロゴロ音にワンと吠え 迎え撃つよな頼もしさ見せ
16
清き水澄みし空気につぶやきぬ「嗚呼みちのく…」と旅人のごと
10
目覚めれば東の窓から金の朝 はちみつ色の妖精の道
12
迸る 稲妻を抱く 黒雲は 鏡に映る 僕の姿か
6
昼の2時 ガムを噛んでもまだねむい お茶を飲んでも せんべい食べても
6
喉乾き、自販機探せば炎天下。君に手渡すソオダのかがやき。
8
初恋があなたでよかった、心からあなたを愛せたわたしを好きだ
12
濁らずにただ「さみしい」と言う君のとげを落とした甘えを愛す
6
パイナップルマンゴーのお茶を淹れまして 夏を感じてファミマのマラサダ
7
のびーする ねこの「パー」のて かわいいな まくらにはんぶん おかおをうめて
15
結べない靴紐みたい 心だけ 雨に駆け出す赤いスニーカー
14
忘れられたくないと泣く吾の首をしんねりやさしく締めて黙らす
4
パンジーに隠れおりたり蝶二頭 帰宅の我を飛びて迎えり
9
ふりかけの成分表示に紅麹サーモンピンクに不気味さ覚ゆ
8
混ざらないfloatみたいな夕焼けを浮かべたように夜のカクテル
9
迎え火の炎に映る祖母恋しすねてかくれし吾を庇いき
13
蝉時雨 耳ふさぎつつ森に入る 嗚呼最期の仕事に雌を呼びおる
7
捨てようと すると
何
(
なん
)
だか
懐
(
なつ
)
かしく 思い出
浸
(
ひた
)
り またも捨てれず
11
炎天も楽しげなるや 聞こえくる水遊びする子らの賑やか
18
霧の中で心の詩集を開いてる。Hello My Soul!優しくなりたい
7
「少し味濃くなっちゃった」と言えばすぐ 「夏だしオッケー!」母が眩しい
9
帰省する息子一家と過ごす夏 笑顔の思い出作ってみせる
12
作業して共に汗かく若者に メロンの半分おすそわけする
10
背丈より高いヒメジョオン抜く朝に 日差しは草の合間より光る
9
太陽に責められている灼熱の スポットライトで焼き殺す気だ
7
九月には絶対会おうね?なんて言う 絶対なんか信じぬ君が
11
何者にも なれないそんな 僕だけど せめてあなたの
唯一無似
(
とくべつ
)
でいたい
10
残されし時間はあまり多くない今更だけど余生むさぼる
10
蝉の声木々の緑に水しぶき盛りなだけに夏こそ哀し
10
スープアクロバットちん毛走法で光に追いつきたい
2
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