晩秋に君がどこかへ行ったから 月も私もあのときのまま
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にゃーにゃーと話しかけてる我を見て「日本語でおk」と言いたげな猫
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檸檬成り 日ごと黄色く 鮮やかに 若い頃には 知らぬ喜び
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こころとは骨肉でなく臓器でもなし厳かにそこに在るもの
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泣いてるか怒ってるかのような目で熱い緋色のマグカップ持ち
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真実の自分たること第一義要らぬ苦悩が膨れ上がって
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定量と定性だけが冷静で集めた数の意味を暴いて
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アーリオとオーリオが要(い)るレシピなら今のパスタはただの塩麺
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花ばかり撮り歩いてたあの頃はちょっと優しい気持ちになれた
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空ばかり撮り歩いてたあの頃はつらいことにも耐えていられた
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深夜の洗濯機は地球の鼓動の音と似ている ぐどんぐどん
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インフルとコロナのワクチン打ちました 冷やし中華始めたみたいに
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磨けども理想の艶にならぬ靴このままならなさがまた面白い
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洗濯機回り終わるまでページ繰るいいとこなのにアラーム鳴るの
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転職の相談「できるんならやれば」その冷たさも今は助かる
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ささやかな幸せ感じる日曜日 家族で食べる朝マック
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文庫本、溶けたお土産、レシートと トートバッグで宇宙を運ぶ
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短歌(うた())回路活性化するメリットは表情までが生き生きとする
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脳内に短歌(うた)回路ってあるような そこが活性してると詠める
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ゆくゆくは指紋ᎠNAなどもデータベースになる安心感
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ゼリー入りカウントダウンカレンダー 一日遅れで開けたよ(クリスマスの)クイズ付き🎄
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バリカンに髪はらはらと憂さまでも散ってくれろとなでてゆく午後
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元同級生の決勝ゴールを見ながら頬張る母のおでん
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のどかすぎて死ねってなった月曜日 木靴の小人が群れをなしている
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モールの渋滞ハマって気付く今日は週末シフト勤務はセールを逃す
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「父さんとデートしたとき締めた帯」譲られた娘(ワタシ)、ごめんバツイチ
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ねこたちや ただいまただいま お昼お待たせ ニャーンとせつない高い呼び声
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古着屋のショーウィンドウに飾られたミモザは春を待たずに咲いた
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胸騒ぎなど要らぬただひたすらに無事であらせよ石を穿(うが)つ
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うちにくる? うんと言うから連れてきた衝動買いというんですって
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