Utakata
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雨上がり 入道雲が見えた時 頭痛が少し晴れる気がした
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「眠くない?」「全然。」「同じく。」「何話す?」 明日が漏れ出るカーテンの隙間
2
まだ何のかんのと言ってアバターの奥にも人の脳などがある
0
正直の馬鹿を見た目が見たくって それでも馬鹿を見るのは僕だ
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独り身や子を産めぬ者が負け組となぜ呼ばれるか理由を述べよ
2
義父となる人のためロックグラスを吟味する君 もうまぶしいね
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もし都市が水に没していたのならきっとぼくたち出逢わなかった
1
いざこざと仲直りとを当然に 呼吸のようにまた君とする
3
夏の雪。燃えるような湿気のなか、氷のきらめき舌に残って。
2
ブラ|ムス第3番を聴いていた桃色空に溶けていったよ
1
夏の日の影とひかりが混ざったよ僕の心は夕焼けのよう
2
落ちそうな夏椿見るそんな目でいつでも私を包むべきよね
9
洗濯機回り続ける水眺む そんな気持ちで走る息子見る
6
切なさは空から降って風に消ゆ 言ってみようか小さくバイバイ
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「もう冷めた」言われた後に飲み込んだぬるくて苦いアイスコーヒー
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虹色の選択肢から「それ選ぶ?」私の心は灰色模様
1
曇りの日頭の中まで塞ぐよう読んだ本まで灰色ペエジ
2
リフレイン 秋の窓辺に風が差す 〝どうしてわたしばっかりが、ねえ〞
1
歳時記の「お花畑」が咲く季節 日の烈しさが這うアスファルト
3
丸つけす母のペン先見つめてる 右手にぎゅっと水泳バッグ
2
本当は窓から攫われたかったの あなたを連れてゆきたいふりで
3
消費期限間近の恋ですどうぞお早めにお召し上がりください
1
辞めるなら ぐずぐず言わず 期日までキッチリ働け! 言いたくもなる
2
午前二時 スロージャズを聴きながら 再入眠を試みる日々
2
すれ違う中学生に「おかえり」と笑顔で言える私になったな
3
龍のよう幼きころの担任は空に泳いで消えゆくけむり
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少し昔、画面の中に草原がそのまた中に窓があったね
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モルヒネも神経毒も何もかも疑わず街の明かりは灯る
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体調の良くない日ばかりこの夏よ燦々と降る輝きをおくれ
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夕焼けと藍夜が交わるグラデーション 昼の世界の最後の抵抗
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