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経糸
(
たていと
)
も
緯糸
(
よこいと
)
もなき鳥たちの声の織りもの聞けども飽かぬ
11
地元への 切符を買って 改札に カードでは無き 寂しさ抱く
5
夏休み帰りの中でふと思う「楽しかったな」や「また行きたい」と
4
憂きことも日々のかけらと秋晴れの 風に新し我に驚く
17
対岸のラストスパート凛々しくてキミはやっぱりキミと思われ
9
生きること
難
(
かた
)
しとうつむく夜なれば 世の人の皆 遠く届かず
10
ああこれが あの人なりの 誠実か よく聞いて?これは、不誠実です。
8
人生はゆきづまりだと思うにも とろとろ生きろとまたたく信号/物名歌
7
皆さんは愛するものがありますか生きてゆくのが楽しいですか
12
旦那なし 親も子もなし 友もなし ないないづくし 寂しさもなし
10
信長も モーツァルトも さん付けで 覚える違和感 いと半端なし
8
いみうせて もくてきはたし 六十八 まえにひろがる とうめいなユウーツ
23
子を捨てた母が危篤と知らされて 知らない街のバス停に立つ
12
街中にふわりと香る金木犀 我らに告ぐのは秋の訪れ
8
スマホでの登録そして診察順やれそう迄に2日を掛けて
14
吸い続けた香水がザラザラザラと舌の上を蠢いている
3
吸い続ければその人の体臭に届く 香水なんて無駄さ
4
上司が骨折により入院残業増え疲労困憊
5
三分でまとめる事が大事なり要約すれば知識身に付く
6
「体育の日」ていう方が好きだった 「スポーツの日」いまだに違和感
22
なにもない ばしょをみつめる ねこだから ちいさなおとが きこえているんだ
19
太郎君
(
たろうぎみ
)
であった頃から 愛すべき まひろ弟 われらの弟(涙)>光る君
8
草の葉の切っ先にいて風に揺れるオレンジ色の羽の蝶々
15
ほうじ茶と 栗羊羹を おめざとし 傍らに猫 祝日の朝
16
目が合わぬことを指摘されない それだって優しさの一つなのよ
7
満月にスマートフォンのライトを当ててみる 大負けの真夜中
8
儚さと交わることない君だから愛していたよ儚い愛で
3
愛されて育ったあなたといた日々は年中行事を大事にできた
10
歌いつつ自転車を漕ぐ人が行く秋の真昼の心地よければ
16
口ずさむ金木犀の咲く道で 君の瞳は一万ボルト と
6
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