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納税し、直後に仕事をなくした日、「楽しい日本」に生きる嬉しさ
6
まずいよね 夢に誘われ 老いぼれる ろくでもねえぞ こんな生き様
2
誰もこぬ 川縁独り夜を待ち 空にさけんであすへとつなぐ
9
もういらない証明写真を引き出しにしまう だれかがホームラン打たれてる
3
帰宅後の三十分を逃しをり面倒になり今日も風呂キャン
16
いくつかの詩歌をうちにはらみつつ実を結ぶかは知らない花瓶
3
まだポツリポツリ聞こえる白鳥の声群れるのが嫌なのかなと
15
憧れの黄色いカバン届いたよ進級式が待ち遠しいね
7
一年の目標はずっと「イイオンナ」 ティーンエイジャー過ぎた頃から
6
子ども抱き鏡に映る腹を見て愕然とするアラフォーのママ
11
じわじわと 関西のライフ(店舗数)増えていく つくしの子が生え 伸びるやうなり
13
「
たうりん
(
タウリン
)
」は とてもたいせつな
えいよう
(
栄養
)
よ ねこは じぶんで つくれニャイのよ
13
風呂の湯じゃないんだけどな手を入れてガサガサ練って用を足す猫
15
親友
(
きみ
)
と共に
石和
(
いさわ
)
あたりの温泉にゆるり浸かりて
時
(
とき
)
過ごしたい
18
俵万智
X
(
ツイッター
)
届き僕もまた ふと詠み始む 怪物めいて
5
「あいつまた会社に行くんだ、好きだねぇ」 毎朝必ず鳴くカラスたち
9
じいちゃんへ そっちは春が来ましたか? それともまだこっちにいるの
5
蜜を吸う鳥の重さで枝しなる春を喜び鳴き交わす空
18
春飛ばし いきなりの初夏 洗濯機 回しては干し 干しては回す
15
どけどけと迫りくるクロ煩わし道を譲りぬお先にどうぞ
8
かの君の 電話を待ちて 恐れたり はじめの言葉 せめて優しく
8
不意打ちの春の息吹に耐えかねて右手に託した厚手のコート
9
トンネルの中が外より涼しくてふと立ち寄った春の気配だ
7
抽象の最果てに住む怪物を叩き起こしてしまった僕ら
4
気が重く下向き歩けばおしゃべりな春の花々吾を励まし
19
「こっちおいで」あなたの腕の中で踊る浮かれた足取りはじめてスウィング
4
引き際を桜に重ね馬場あき子「百人一首」をもいちど学ぶ
6
知らぬ間に動きが鈍くなったらし一時間すらやたら短い
15
押し強く誠心誠意の男よりイケメン君に軍配上がる(相撲由来語⑨)
9
海行かば水漬く屍は土左衛門 ぽっちゃり色白お腹まんまる(相撲由来語⑧)
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