人の住む場所には白く葛の芽のように萌え出る権力があり
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ユニコーンは記録係が書き忘れたから存在しないことになった・
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こころ泣く心解ると言いし君先に逝くよと教えてよ君
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秋よ来い 誰しも淋しい秋よ来い そしたら君は僕を思い出す
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想い出が記憶のキャパを超えてゆく でもどうしても君のことだけは•••
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春過ぎて 麗らかな風に吹かれるは 冬木の幹と さまよう落ち葉
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届かないものを望んだ罰なのか 向日葵の枯れゆく無惨さよ
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鶏一羽しめることさえなき輩 まいうまいうとはしゃぎて騒ぐ
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少子化の原因如何に?人問えば 長生きなりと即答すべし
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波音を聞きつつ浜を逍遥す 働くことは性に合わない
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善良で邪気のない人 何故なにゆえか あなたと居ると私は苦しい
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お風呂場の窓つらぬくは秋の声 ボディソープは夏の泡立ち
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かなしくも像と言葉はれにる統合は既にうしな
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牧水のみなかみ紀行羨まし 景色食酒人に触る旅
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源流を辿る水上 牧水は原風景の心の旅路
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ヤン車から覗くタトゥーの夜光虫 スタバのテラス集うマスクで
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つばくらめ 旅立ちの日には いとま無く 君らの声を まだ聞こうとする
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「もういい」と 思ってみては 後戻り 足掻あがきて悩む 老い支度かな
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虫の声 あなたの寝息 聞きながら 眠気を待って もう25時
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B1 番号呼ばれ 向かうけど 不健全だよ 身体検査
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殺したいのは人でなく名なのだが、ほぼ名に見える人などもいて
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愛という 感情を得て 生きるなら 心の底から 温泉が湧く
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ラーメン屋スターバックスケンタッキー 徒歩圏内に誘惑豊か
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死を恐れ ビクビク生きる ことよりも 人を愛せよ 愛は永遠
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年寄りは 残り少なき 人生を 俯きながら 希望なきまま
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一生は 百年足らず 生まれれば 時は止まらず もう墓の中
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熱帯夜せめて耳だけ涼しくと 窓にもたれて秋の虫聴く
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ぼやぼやと しているうちも 一年が 過ぎてしまった 悔いる暇なく
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一か月 あっという間 過ぎ去れば 一年もまた 疾風のよう
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一日を 七つ合わせて 一週間 クルクル回る 間違いもせず
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