ためらいはこの手にふれてまたたくも来てはまた去る蛍いとおし
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夏をまつ木(こ)の根の闇に蝉の子は最後の夢を今日とむさぼる
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静寂な ラウンジで聞く ピアノから 奏でるチェリー 貴女と聞きたい
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風そよぐ お茶の香りに 誘われて 少し贅沢 かき氷かな
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深緑と 小さな滝の せせらぎに 囲まれ追い込み カフェで企画書
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空梅雨(からつゆ)の続く草地にひっそりと 居場所を求め 露草(つゆくさ)の生(は)ゆ
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2歳児がカモメが翔んだ歌ってる昭和歌謡が園児に人気
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愛を込め 美しい歌 紡ぐ人 彼女だけの言葉の花束 /スーパーフライさんのテレビ番組より
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朝食にうどんあらわるなにゆえか 米がきれたと女房の談
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美しき四季の訪れ身をまかし 心のままに ことばで遊ぶ
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網戸からサラリと吹き込むそよ風が 揺らす風鈴 夏のささやき
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怒る度ママ向いてない自己嫌悪それでも君はママが大好き
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口内炎痛がるママを心配し病院行こっかやさしい息子
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パンくずのしるし辿るもかの角はよそのフリしてそこに佇む / 遭遇の角
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ふりかえる気配はたしかにあったのに誰もいなくて角がうすら笑う / 遭遇の角
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水草が たゆたう鉢の メダカにも 酷暑を告げる 水無月の朝
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何語かさへ判らぬままに見し動画。すぐに家建つ早送りして
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椋鳥の群れる立木の散歩道 離れて一羽吾(あ)の杖の先
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鉢植えの 四葩(よひら)の花が鮮やかに 朝露弾きて梅雨空に咲く 
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暖かい くらいがちょうど 良いけれど これから更に 暑いしかない
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三秒後死んでも良いと思うけど一瞬で逝く道を下さい
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季節にちょうどいいね 裸の王様対決 また来月血の出る頃にいらしてね
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取り払ってみようか 少しだけ素直になってみようか 薔薇の花
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よるのまど(窓) チビ猫ながむる おきにいり まんしょん・いっぱい あかりがチラチラ
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晴天の路傍に干からびるミミズ 我思う早くこれになりたい
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冷え切ったベッドに沈む体温に 錨を下ろし 今日のはじまり
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お値引きで100円になりし茗荷の茎 胡瓜と和えたの おいでよ梅雨も
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晴れ間なく日々がどうにも重たくて そうだ茅の輪をくぐりに行こう
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流れ出る汗がどうにも馴染まない そうだ今まだ蝉が鳴かない
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そそくさと肌掛け布団陽に当てて一歩おくれのオホーツクの夏
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