落ちぶれた心と人生変わる事それは私の勇気かも知れぬ
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あの人を好きな事など変わらない告げてどうなる?告げてならない
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もう十年若かったなら人生の岐路に立ってもすぐ駆けただろう
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もう今は24時間テレビだけ花火は音で記憶は遠のく
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付き合って最初の花火握る手は転ばぬようにはぐれぬように
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まだまだの二人は他のカップルと同行すれば共犯になる
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まだ青き心に花火響く夜は貴方は隣にまだ居なかった
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なんか嫌、八月中の新学期 九月一日が秋の始まり!
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燃え尽きて出来ることなら穴ほってすぐ埋まりたい肥料になりたい
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喜びや幸せを追い求むこと その心根が貧しさの元
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「そうなんや!」 「へー!そうなんや!」 「そうなんや!」 よー分からんけど ええねん多分
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舌溶かす甘さプラムを食べる時私は私の堕落を思う
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人生は隧道のごと夜が更けるつかれはててランプけすまで
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人件費・肥料・農薬・資材高 政府買い取り 米三割上げ
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来世では星になりたい 星座のきみと一千光年隣にいたい
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キミに逢い湧き出た想い選り分けてやっとココロに落ち着きました/一週間かかったの
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鈍色の剪定を受ける薔薇であれ開く姿は凛としている
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寝る前に家族でマリオカートやり夏の終わりに少し抗う
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無理をして会えるの次は年末かなとキミが言うその日が楽しみ
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キミを見てふと『故郷こきょう』のルントウが浮かぶキミを空っぽにはさせない
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公園のナナカマドの実の秋の色はつかオレンジ目を凝らし見る
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会いたいも会いたくないも言えなくて「分からない」ってキミは答えた
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うつくしいものうつくしくないものも両方握ってどっちを開く?
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若者のすべてを歌うきみがもういない世界で見上げる花火
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記録的猛暑とのろのろ台風に翻弄されて八月終わる
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ひたすらに漕いで隣の町来れど駐輪場無し行く宛もなし
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手のひらにアンモナイトは転がりて 億年の月日あまりに軽く /軽い≒重さ≒簡単に見つかった
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台風でキャンセル続きアラカルト営業に変更する夜
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つい、たまに、ふとした時に湧いて出る 「世の中全員死ねばいいのに」
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エイリアン平安京に名古屋撃ち百円の山みるみる消えて
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