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忙
(
せわ
)
しさにコーンフレークを掻き込んで春
居丈高
(
いたけだか
)
に来たりと思う
17
川べりの桜を愛でに集いてし友の笑顔は
値
(
あたい
)
千金
12
後ろから狙う賢さトンビかな 花見の弁当一瞬で消え
31
海外で ツ と シ は笑顔の記号だと 知ってから見る ツツジ にっこり
55
見上げれば あの日あの時よみがえる 息子の記念樹 八重桜満開
32
雨に濡れ一つ二つと落ちる花 庭はもうすぐピンクの
絨毯
(
じゅうたん
)
37
花ぐもり青が鮮やか花菖蒲、我をなぐさむために咲けしか
13
故郷から小包届き よし決まり! 今日の夕餉は山菜
三昧
(
ざんまい
)
36
咲き竸うツツジ美しウォーキング
愛犬
(
キミ
)
の思い出詰まった道を
39
寒空のビール祭りは震えても一緒に呑めば楽しいふたり
12
村上へ藻塩を買いに彼と行くモナカどら焼き大人の遠足
10
お経より ボレロがいい と言っていた 父の墓前で
15
分間
84
プロ野球、推しのチームの勝敗に一喜一憂、母親のごと
15
夏野菜 仲良く作る老夫婦 姿が消えて淋しい菜園
31
徒桜
(
あださくら
)
一まい一まい 降りてくる 絶望と 希望にゆれる メトロノーム
34
清らかにひっそり咲きし都忘れ覚えていたよあなたの事を
18
雨上がり 川の両岸一面に 活き活きと咲く 野の花愛らし
32
ただ一つ作れる料理はカレーなり 夫の定番メニュー 母の日
28
薫風に
抱
(
いだ
)
かれながら 葉に一つ 月下美人の小さな
蕾
(
つぼみ
)
25
「行って来ます」出勤する
息子
(
こ
)
を見送れば ほのかに漂ういつもの香り
29
今さらに知った私も気象病? 昨日の不調はスッと消えて
26
キッチンに香り漂う初夏の午後リンゴといちごコトコト煮込む
17
十字架草と呼べば清らか ドクダミは 「自己犠牲」の花言葉持ち \咲弥様へ
25
皐月咲き競い合うかにアナベルも紫陽花開き花盛りなり
14
通院の日取り決まらずもどかしく送りの息子伺うばかり
13
木々の
間
(
ま
)
にいつしか苔はむしりけり黄色い花を静かに咲かせ
12
本能がくすぐられるか三匹の愛猫窓辺で蝶を目で追う
9
庭隅に黄のガザニアの広がりて 初夏の陽と風 吾も受けて佇つ
7
幸せな寝落ちを今夜 途切れたる 返信をまた慈しみ居り
14
我を越え三児の母となった
娘
(
こ
)
は ネイルでおしゃれ 嗚呼まぶしいかな
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