孫達が 手作りクッキー 用意して 敬老の日は 甘い一日
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カサカサと 囁く竹林 涼しげで 行燈の灯に 秋の空気を
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敬老の心こもるる飾りつけ集う笑顔に感謝あふれて
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人類の月に降り立つあの頃のワクワク感に似た、株価かな
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風花かざはなの 磐梯山ばんだいさんに 別れ告げ  積もらぬ雪に 会津あいづおも
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かなしいな 短歌づくりに没頭し 電車のりこし多摩川を越す
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三色ペン ふと見りゃ赤が 減り早く ノートを見ると 間違いばかり
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「じ」を「ぢ」と書くし、ワラと打つ、頭痛は痛む。 そんなやつより僕が良いよ。
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嬉し朝 猛暑に耐えたか ようやくに ツンと顔出し彼岸花咲く
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この街のどこかに君のいることをしってか道をぬらしてく雨
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彼岸入り吾子あこの墓前に参りけり何をや希う皆を守って
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格差ます瑞穂の陰に生きる身は新米見つつ古米を抱きぬ
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テレビ前 後ろで手を組む父と息子は おんなじかたち やっぱり親子 \ 世界陸上観戦
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早朝の 冷たい空気 身にしみて 昼はかけそば 湯気も味わう
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松と池 眺め味わう 抹茶には 菊の練り切り 大人の時間
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鰯雲近くなったか屋根の猫秋刀魚焼いたらすぐ降りてくる
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酷暑明け ひんやり夜に ふうふうと 煮麺を食べ 秋を感じて
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秋の味 さつまいも炊く 炊飯器 孫も喜ぶ 甘いご飯に
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杖捨てて走れるやもと秋空を高き自由の風に成り行け
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の岸も の岸もなし 海原を 白銀に染める 羽田の朝陽
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おしなべて 花蕾からいは天に 向かいおり 空色の花 咲かせるが為
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債権の回収もまた我が業務 鬼と言わりょが生計たつきなら
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打ち水にきらめく芽なり紫陽花の挿し木を包む秋風の色
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白黒で はっきりさせないこともまた 美しさかも 百鼠色
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まれだからやっぱり秋が好き 自分のすみかに還ったみたい
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特別な 忘れられぬ日 でも今は 独りで想い出 たどるだけの日
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つきあった男をみんな剥製にして保存するわたしって変?
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いつまでも綺麗でいたいと言うキミを剥製保存するボクの愛
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また一人 昭和のじいが 亡くなって 透明感が 増す秋の空
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花ひとつ携へてゆく応へてはくれない母の聲が聴きたく
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