目に見えぬ 何かが終わり 告げたよう いつもの悪夢 仕舞いのきざ
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色盲の吾に赤きを教えたる友居て遂に秋を見つける
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さばさばさばこきくれなゐのはねごろもたててふるなむしらかみのゆき
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いわし雲うろこ雲とか昔日の人々海を愛していたね
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真夜中に うなされてたと 聞かされて 覚えはないが 少し泣きたい
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やっちゃった! 気が弛んだか ぎっくり腰 嗚呼また始まる 動けぬ日々が
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何故なのか分からないけどわたし今ここでこうして元気でいます
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霜月の 別れもうはや 七年の 尊き祈り しずくの輪紋
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一人旅 湘南新宿 グリーン車両 いきなり乗った 反対方向 / あれ?www
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すぐ降りた 折り返し電車 ホーム向うむこ それ乗りたいの あれ行っちゃった
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ふる里の 駅は最北 行きどまり 上下線など 知らずに育ち…
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辿り着く 頼朝の墓 苔生こけむしても 威風堂々 洋花を献花
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舞殿を 拝すそばから 秋しぐれ 由比の浦へと 若宮大路
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果てしなし 不死のたましい 思うとき この世で受くる 傷やけがれは
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マッチ売る少女の灯す温もりも絶望も無し電子の煙草
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ゴネンゴノ アタシヲミタワ カクジツニ ジバンチンカネ メンキョコウシン
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この世をば 儚きものと 思うれど 脱水しない 洗たく機とは
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のみ込まれ そうな雲行き 他人とは 比べないこと 花は一輪 /
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愛されて妻の旅立ち大病の奇跡を待っていたからまさか
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つぎつぎと 破壊されゆく わが周り 洗濯機のつぎ タイヤのパンク / 🤔侵略者か?
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カメラ持つ人も絵を描く人もいて 横切る吾も秋のひとひら
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冬空に明星一つ煌々と遺す光は地上を照らす /追悼 谷川俊太郎様
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性格が真反対でもデジカメはくっつき過ぎを撮りたがる今
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冬らしい冬にこれから三ヶ月秋はなかった夏から急に
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出遅れた 白鳥一羽 おおあわて 羽ばたきの数 目に見えぬほど
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いいねからいい友達になりましょうまで二時間のまたも初恋
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眠れない寂しい夜はコンビニへまた逢いに行くビール待ってる
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ALSの奇跡はいつか待ってるとまさか夜中の病院電話
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絵手紙に「また初恋をしませんか」昨日来て今日選挙の電話
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撮っている自分はいつも写らないスマホが「自撮り棒買いなさい」
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