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フランシスコ・デ・ゴヤのたじろぎ憂愁公爵、夫人応接間
4
蕎麦屋にて切る十字かは伊達巻を食すジーザスすがれ
2
蕎麦の花むらさきにしてあはかりぬ青年の頬てらす逆光
10
国境を越ゆる医師団主のごとく死ぬなたかだかコロナごときに
3
ラジオから シェルブールの雨傘 ゆくりなく 無音の窓に 豪雨の雨脚
5
「キューピーは天使になれない
高速道路
(
こうそく
)
に微温みたいにひろがる空は」
4
超写実的に熔融せる缶のキャンベルスープ罐の天使絵
3
寺町をこゆれば墓場曼珠沙華ほのほのごとくしたたりやまず
4
されかうべ置かれある書机に扁桃花つかのまを花やぎてにくしみ
2
仰天にそはゐまさずさばいづくにぞ一過性脳虚血しらじらと
2
うまくいかざるもの 不具の恋 レスラーの羽固め 水菖蒲
4
さらばさらば友よふたたびあらずともはないちもんめのいちめんの闇
5
縁側を 斜めに照らす 夕映えに 秋ほどく風 ゆっくりと晩夏
8
チェルノブイリ。苦艾のみづ忘れ水流されはじむひとのこころも
2
桐の花箔押しにふちどらるるに静謐馬耳東風なりき
東風
(
こち
)
吹く
3
薬用石鹸手に遊ばせて覗きやる洗面台にふつふつと海辺は
5
ロベールドアノー苛性現像液ひてる市庁舎まへの遠ききのふに
2
薔薇の名に天津乙女とあり少女天翔る雲こそをうとみをれ
6
匂はしく木槿の
腕
(
かひな
)
腐りきり差す月はいきわかれのふたご
4
棺工十三人のごろつきを指揮す 黙示は飾字の森
3
昼下がり
社
(
やしろ
)
の蔭と 森に蝉 宿題
倦
(
う
)
みし子は 夏草に消え
10
銀球鏡対称反射左利きなれば右手にかばふ利き腕
3
覗き戸のなかの交差法極彩の貴婦人ふたりふたごのごとく
5
サンミシェル大聖堂に火事迫り熔けむ、磔刑像も木百合も
3
予後不良心膜炎経過観察このよのほかにいくるすべなく
7
みづからをつらぬくひかりころすなといはば詩歌その危き淵に
6
薄曇り 水の冷たさ
憶
(
おも
)
う朝 残暑こぼれる 夏の終わりに
6
茜空 夕陽も届かぬ 奥の間で 頬に冷え畳 秋を見つける
6
世界とはいづこのひとびとトランプのジョーカー後ろ手にまはしつつ
3
復讐を怖じるがゆゑ敵を誤つ満州の痕目をそむけたれば深手
3
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