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忘れ物してきたようで落ち着かず春の私はちょっとせつない
30
音もなく輝き出した八月に マヌケな顔で会釈しました
5
空腹だ バレンタインも 忍者めし 増えるタスクを 噛んで飲み込む
9
青空に枝を広げる大木のそれぞれ抱く宿り木まろき
32
ユーミンの歌詞が優しく飛んでゆく冬と春との間の空に
60
あの子は良いなぁ、強がりってなんの意味もない。何のためにこんなに意地はってるの
7
こっからここまで沢山歩いたね、まだ目がキラキラしてる。あなたって綺麗ね
6
白黒をはっきりさせてばっかりじゃ息苦しくて仕方がないや
24
今月は日曜日から始まりて月の終わりが土曜日となる
11
真っ白なレースのカーテン揺らしつつ 春風ふわり 部屋へ迷い込む
16
飲み会だ!またはぐれたぞ!余ってる飯を食べるぞ!また行きたいぞ!
7
立ち上る 湯気の向こうに 宝島 バスタブ号の ジャックスパロウ
7
ぼんやりと過ごす時間は自分へのご褒美なんだ頑張ったもの
28
夫逝きて
三年
(
みとせ
)
目の春紅梅の咲きて嬉しや命の満ちる
51
バス停のおじいちゃんの笑顔こそこの街に咲いた 最初のさくら
34
じゃあね、って 手を振った君の 背は遠い ひとり教室 あまりにも恋だ
12
うつむきて 震えるつぼみ陽を浴びて 薄紫のカタクリの花
30
浮き雲に寝ている心地 ごめんねと言えてすべてが軽くなりけり
31
ぱらぱらと雫は頬に傘以外のものならぜんぶ持っているのに
23
眼裏
(
まなうら
)
に浮かぶ何かに呼びかける返ること無い返事を待って
43
如月は衣を重ねることという一枚一枚ぬいで待つ春
30
ふうわりと天狗も笑う春の風お山の木々も芽吹く日近い
26
天丼の エビフライから 卒業し 大江戸線で リセマラしよう
7
やせてきた白い石けん濡れているうちに重ねる赤い石けん
11
夕暮れに ひとつの傘に 肩並べ わが衣手に 梅雨はつきなし
9
勾配は何
‰
(
パーミル
)
かその先に何が見えるかまた明日が来る
44
前世ではスパイをしてたらしいから その分派手な口紅を塗る
9
公園のパンジー美し花の道 春は隣と五感に感ず
42
燻炭を撒いて融雪促すも 新雪積もって元の木阿弥
18
ありがたいお経のありがたいところ探したけれどよく分からない
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