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雨上がり 川の両岸一面に 活き活きと咲く 野の花愛らし
32
ただ一つ作れる料理はカレーなり 夫の定番メニュー 母の日
28
薫風に
抱
(
いだ
)
かれながら 葉に一つ 月下美人の小さな
蕾
(
つぼみ
)
25
「行って来ます」出勤する
息子
(
こ
)
を見送れば ほのかに漂ういつもの香り
29
今さらに知った私も気象病? 昨日の不調はスッと消えて
26
キッチンに香り漂う初夏の午後リンゴといちごコトコト煮込む
17
十字架草と呼べば清らか ドクダミは 「自己犠牲」の花言葉持ち \咲弥様へ
25
皐月咲き競い合うかにアナベルも紫陽花開き花盛りなり
14
通院の日取り決まらずもどかしく送りの息子伺うばかり
13
木々の
間
(
ま
)
にいつしか苔はむしりけり黄色い花を静かに咲かせ
12
本能がくすぐられるか三匹の愛猫窓辺で蝶を目で追う
9
庭隅に黄のガザニアの広がりて 初夏の陽と風 吾も受けて佇つ
7
幸せな寝落ちを今夜 途切れたる 返信をまた慈しみ居り
14
我を越え三児の母となった
娘
(
こ
)
は ネイルでおしゃれ 嗚呼まぶしいかな
30
杖をつき 前行く老人 カートには 花束一つ ゆっくり揺れる
49
曇天の長き晩春 雲の
緞帳
(
どんちょう
)
の向こうに 出番待つ星
25
湯を誘う 言葉の継ぎ目 さがしてる ふたりの宿に 月が寄り添う
16
ありし日を偲びアルバムめくりつつ一人でいるもそれなりの日々
16
やられたね! 鳥も知ってる
美味
(
うま
)
いもの 今朝は食べよう完熟ビワを
39
あまたある
病
(
やまい
)
のどれに
罹
(
かか
)
るかで左右されるよ生涯格差
21
初夏
(
はつなつ
)
に小さき白き南天の花風に揺る庭の片隅
18
ウォーキングに疲れる時もあるわけで
齢
(
よわい
)
重ねて 夕暮れの街
20
朝焼けに色とりどりの雲光る4時起きもまた夏至なら楽し
10
昭和の子 巨人大鵬卵焼き 夫ももれなくその中におり
13
白鷺の飛び行く空は梅雨曇りハルジオン咲く通院の道
13
右頬を
小風
(
こかぜ
)
がなぞる度 よぎる あの葉盛りの 夏のさよなら/r
19
病
(
やまい
)
にて失いし
時間
(
とき
)
大きくて若さに必死にしがみつく今
20
坂道を登れば白きアナベルの咲く庭のあり水無月の風
17
見事なり! すっぽり実だけを食べてった 庭は一面ビワの皮、皮
48
寝ぼけ見る 鏡の中に
倅
(
せがれ
)
いて 驚く吾を 妻が頷く
18
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