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雨もやうに槌音
忙
(
せは
)
しなく小一時間。隣りに平屋の棟上げ済めり
4
待ち合い室平積み雑誌の表示なる小保方晴子に安堵した事
8
氷雨のなか急ぎて屋根張る大工らの釘打つ音こそ気ぜわしかりけれ
4
母性とはどこから来るか老いてのち静かに滲みる枯れ井戸の底
12
取り急ぎ葺かれし屋根に雪つもり新築現場は冬ごもりの
態
(
てい
)
7
花腐その後舌そ潤はむ
(
――戯歌のをかしみいとも誇張され――
)
詩歌寂滅までの夜長ければ
3
三十一文字ならなんでもいいじゃんなんならさ三十一文字でもさよくなくない――?
3
降り積もる雪の下より響きくる電動工具の音のジャムセッション
4
半分にわけていただく老いふたりおしどりのさま水を彩る
12
ハイターが跳ねた白抜け隠すため星の刺繍のオーバーオール
19
タクシーで雪道渋滞さけて出勤、常より五百円オーバーで着く
4
けしゴムを かりてときめく はつこいの にがきおもいも いまいじらしく
13
SNS誹謗中傷吐く人の顔の見えない醜さを見る
15
暖房は一部屋にして集まって寝床は湯たんぽ清い貧しさ
13
網膜を流るる白血球の影がおこす「青空の妖精」とふ現象の妙
6
要塞へと変ず島嶼にあやまちて血の歿日後訪れき青年
2
水晶の夜が主従の入れ代る「祖国の麺麭」買ひ求めしわれら
4
ヒトラー良夫なりせば豹変の父が慈悲たる独裁とは誰
2
執心の神を殺めし基督の磔刑に懸 罪清らなる
2
反目の家族飛び交ふ鳩の巣の在処喪ひ昨日父の日
4
君主死してひさしくざんぎりの菊花腐しぬ飽く迄他人
2
眼底に視神経乳頭あるところ映像を欠き「盲点」となる
2
いろあせてペアーのこけしおもい秘め はなれてさびしひとつずつ待つ日
10
槌
(
つち
)
・
砧
(
きぬた
)
・
鐙
(
あぶみ
)
からなる耳小骨。進化をたどれば顎骨と聞く
2
言葉では つい言い過ぎてしまうから 秋色の葉を 貼ってポストへ
25
嗅覚の快不快にも個性あり呼び起さるる記憶もしかり
5
呼吸する食べる話すも喉頭蓋のあればこそなり有り難きかな
5
医学雑誌『ランセット』とふ名の由来は
瀉血
(
しやけつ
)
に使ひし穿刺器具らし
2
あさひうけ小鳥さえずる庭の木の 影は障子にかすかに揺れる
16
三日ほどネルのパジャマが乾かずに着ればそのうち乾くよと着る
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