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何事も もれなくダメ出し おまけ付き 労いさえも 皮肉に聞こえる
8
できるかと 問われてできぬと 答えれば 何故できぬのか いいからやれと
9
受験直前 大丈夫な息子は寄ったファミマで『ゴルゴ』立ち読み
15
病みて枯るる 早春の野に 一番星 水仙の花 光一筋
25
神様に会えたら怒りぶつけたい一昨日神に祈ったけれど
9
早春の天気のごとく 気まぐれで へつらうこと無く生きる君が好き(愛猫へ)
14
冬だけど 外の寒さじゃ なくこころ ぬくみみぐるみ さめざめと雨
9
新しいケリケリ猫に渡したら猫喜んで蹴りに蹴りけり
16
この道はいつか来た道旧友と夢を語りし思い出の道
10
花揺らす冴え返る風散歩道 犬抱き寄せて春の温もり
9
まどろんで 頭をもたげ ユリユラレ 冷たい車窓 斜陽に照らされ
12
静寂を 微かに破る 針の音(ね)に 幼き頃の 学び舎を想ふ
12
しづみゆく世界の底でつれづれに思ふあした笑む花の色など
11
枯れ草の動き静かな小春日は鳥声聞きて歩かば楽し
43
スピードに乗れない吾を急かすなとゆっくり歩む日だまりの道
32
雪辱を果す明日もいい天気Z世代がいつもライバル
28
白妙の 田んぼに眠る ポテンシャル 北極星は 指揮棒をふる
43
すれ違う双子の姉妹のベビーカー微笑みくれて僕を励まし
22
診察で上着
脱
(
ぬ
)
ぐのを考えて重ね着一枚減らす見え有り
28
握る手は嘘なきものよ 終電に 息の白さと「またね」の蒼と
20
久しぶり再会してはお互いに老いた事実を飲み込んでいる
39
「愛してる」「愛してほしい」「愛したい」「愛は苦しい」「愛って何だ?」
8
春想ふ 砂の丘へと伸びる影 そっと繋ぐ手熱を帯びゆく
21
春の花春に色づき終わるようその花束は君の華束
19
みなさんのいいねをもらい満足だだがまだまだないいねをくれよ
11
レストラン日本人はいいけれど外国の者少し怪しい
11
あたたかい気持ちを色にしたような たらこもバターもたっぷりパスタ
29
春色の陽射しに背中押され行くリハビリ散歩で気持ちも
解
(
ほぐ
)
れ
28
裸木のすべての枝の粧いは
昨夜
(
よべ
)
に降り積む淡雪の
粋
(
すい
)
32
はや過ぎて卒寿の兄の
七七日
(
なななのか
)
供えの花は明るくまとめ
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