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打ち合わせ 終わりし窓に 茜空 トンボが舞いし 秋の始まり
27
家にある 季節外れのラムネ瓶 秋風吹かれ 飲むも良きかな
22
茄子トマト オクラで彩る 夏カレー 限定メニューが 終わりし秋の日
26
飲み会の
夫
(
つま
)
を迎えに 車駆る 友蔵ばかり 三人 四人
/
敬老の日
36
孫達が 手作りクッキー 用意して 敬老の日は 甘い一日
26
カサカサと 囁く竹林 涼しげで 行燈の灯に 秋の空気を
29
敬老の心こもるる飾りつけ集う笑顔に感謝あふれて
19
人類の月に降り立つあの頃のワクワク感に似た、株価かな
12
風花
(
かざはな
)
の
磐梯山
(
ばんだいさん
)
に 別れ告げ 積もらぬ雪に
会津
(
あいづ
)
を
懐
(
おも
)
う
12
かなしいな 短歌づくりに没頭し 電車のりこし多摩川を越す
13
三色ペン ふと見りゃ赤が 減り早く ノートを見ると 間違いばかり
25
「じ」を「ぢ」と書くし、ワラと打つ、頭痛は痛む。 そんなやつより僕が良いよ。
6
嬉し朝 猛暑に耐えたか ようやくに ツンと顔出し彼岸花咲く
40
この街のどこかに君のいることをしってか道をぬらしてく雨
12
彼岸入り
吾子
(
あこ
)
の墓前に参りけり何をや希う皆を守って
18
格差ます瑞穂の陰に生きる身は新米見つつ古米を抱きぬ
31
早朝の 冷たい空気 身にしみて 昼はかけそば 湯気も味わう
35
松と池 眺め味わう 抹茶には 菊の練り切り 大人の時間
33
鰯雲近くなったか屋根の猫秋刀魚焼いたらすぐ降りてくる
13
酷暑明け ひんやり夜に ふうふうと 煮麺を食べ 秋を感じて
20
秋の味 さつまいも炊く 炊飯器 孫も喜ぶ 甘いご飯に
27
杖捨てて走れるやもと秋空を高き自由の風に成り行け
29
彼
(
か
)
の岸も
此
(
こ
)
の岸もなし 海原を 白銀に染める 羽田の朝陽
43
おしなべて
花蕾
(
からい
)
は天に 向かいおり 空色の花 咲かせるが為
49
債権の回収もまた我が業務 鬼と言わりょが
生計
(
たつき
)
なら
執
(
す
)
る
19
打ち水にきらめく芽なり紫陽花の挿し木を包む秋風の色
45
白黒で はっきりさせないこともまた 美しさかも 百鼠色
62
秋
誕
(
う
)
まれだからやっぱり秋が好き 自分の
栖
(
すみか
)
に還ったみたい
24
特別な 忘れられぬ日 でも今は 独りで想い出 たどるだけの日
16
つきあった男をみんな剥製にして保存するわたしって変?
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