ゆっくりと瞳にあふれ出してくる涙を見てる怒れる人の
36
しらんけど 何だかすごい パワーワード 万波中正まんなみちゅうせい 夢に出でたり
27
吹きぬける 猛暑のあいまの 涼風に ほっとひと息 蝶も蜂も
48
友達がいないわけではないのです 誘いたいのが君だけなんです
9
一生を 生き抜くために 必要な 肉体修理に 一生かかる / 過ごしやすい暑さダヨ😗🏝️
32
諸君、叙情をしたまへアドルノも汝が無関心を悦んでゐる
8
箱庭にて。緻密模型は組み上がるともよくよく見れば砲臺の塔
17
見目塞ぎ過しき 壁裡なす公私けぢめにも戰争は遣つて來、
16
何処どこからか届く虫の音ゆっくりと更け行く夏の夜のリズムよ
52
轟音のいつものくしゃみに遮られ 歌にならない母よ 元気で
45
花壇には木漏れ日のもと凛と咲く花魁草オイランソウの赤色まぶし
21
ゆらゆらと儚げに咲く白蝶草ハクチョウソウ炎暑を忘れ涼しさを呼ぶ
25
三日月夜。 月牙鏟げつがさんの 使い手は 沙悟浄だった 成仏のための
32
アメリカンチェリー一粒ちょっとした言葉の棘を反省してる
53
旅路にて 荷を預けたら 身軽なり 引き受けてくれた かたに謝恩の
36
「のきばって何?」って聞かれ分からない 親子笑ってささのはさらさ
38
台風が ふたつも来そうな その時に 飛行機に乗る わが身を思ふ
34
一条の 蚊遣火かやりび 星に みえますか 天の川瀬で ひとり待つきみ / もうすぐ七夕
40
農園の紅いネットにぶら下がり小玉スイカの縞夏を告ぐ
44
満開のブーゲンビリアひさし借りここだけ少し南の座標
55
アジサイが 創る水玉 光り帯び 今日も活きよ 清く生きよと
54
穏やかに92歳くじゅうにで逝く姑の通夜遠く花火の音を聞きつつ/十年前花火大会の夜
22
太極の 老師は九十四歳で 癌でも元気 運転して来る / えぇっ?🤯
29
かすむ都会 機体迎える ビル群は 足もと失くし 夏の亡霊
35
言の葉が実を結びゆく歌となる不揃いだけど私の果実
52
エアコンが 到着するまで2週間 氷 かみさま 風 ありがたや
50
夕立に追われて帰る労働の熱も疑問も対流してる
39
シンジケヱトより國粋主義者を作らうよ「撃たれた総理は二度撃たる」
13
國政――、鼠講商に穢れゆく時を緑黄色社會が謳ふ「萬歳」
10
天皇制督父は鐡杖をもて支配せ り、なまぬるき革命の血褐の旗
12