休日をうつろに過ごすこの部屋に窓のサイズで夕暮れは来る
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寝てる?って聞けば寝てない、起きてる?と聞けば寝てると答える妹
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病院の入口へ駆ける人の目は なにもうつさぬいつかの私
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若冲の絵より脱け出す鶏頭よ 絵師の狂気を宿して歩む
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青蜜柑あおみかん鈴なりなって真夏日の白い光と葉叢の陰と
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宅配の段ボール箱つぶすたび部屋の広さを取り戻してく
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消費ではなく投資だと言い聞かす 百万円超えインプラントに/悩んでます
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落ち着きのある生き方をしたいから今日も薄めの味噌汁を飲む
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湿原に 揺るるリンドウ朝露に 濡れし蕾や秋風の中 
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恋のうた遺せし人はうらやまし壮年期とは夕凪のまえ
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リード引く子なめられてるエンコしたワンコ抵抗オラ動かんぞ
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ハイヒール エナメルの内疼く足 痛み隠して人魚姫めく
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横になり ねこのシッポを 眺めてる うしろすがたは お団子のやう
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容赦なき西陽の熱を避けるため 日傘の骨は日に日にゆがむ
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「そのへんを、走っておいで。意味なんかなくても、君は愛されてるよ。」
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終わりにはやはり聞きたいヘビメタなミンミンミーとツクツクホーシ
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願い事 線が引かれて また変えて パラレルワールド 数多のピリオド
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人の世で最も醜態さらす者あれがほんとの天使なのだわ
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人の世に生きて交わり疎むわれ沈みもせぬが浮かびもしない
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待った?って 俺に聞くなよ 待ってない 歌を読んでた キミを待つ歌
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そういえば 神とキスしたこの口で 次は悪魔にキスしてやろう
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地上波のニュース番組どれもみな 木鐸ぼくたくすてて犬笛を吹き
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ふる里のふる里らしいとこ一つ蝉がたくさん鳴いてるところ
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赤子泣く声切なくて胸痛しねんねんころりおころりよ
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老いてなお尊厳守る難しさ生きてるかぎり持ち続けたい
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三十七度名古屋栄の入道雲ビルの隙間にモクモク笑う
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しあわせは 蝋燭ろうそくのよに ふと消える せめて今だけ照らしておくれ 
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夏の日の 雲に隠れて 野を渡る  涼しき風の 辿る東野
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一本の大筆走らせた雲は風の形を憶えていたり
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太い避雷針が好きでした あなたの顔だけ嫌いでした
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