Utakata
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いつもより目蓋腫らした女生徒の居眠り見逃し土佐日記読む
17
開けるなと言われたらそりゃ開けますよ人が悪いな乙姫さんも
13
アニメ見てがっかりしたけど原作を読み返す機会くれてありがとう
15
下校時の バカな会話とテンポ感 意味ないことが最大の意味
12
期日前 立会人とは辛きもの 十時間余の拘束長し
15
台風で折れたコスモス玄関のバケツに咲いて秋を彩る
13
手を引いて歩幅をあわせる母と子のあいた片手も一緒に揺れて
11
とろとろの毛布に包まれうたたねで煮込むこと
2
時間 熟睡
10
めぐりあひて 宴は去りし 夜半の月 なごりの
熱気
(
いき
)
と 残る空かな
10
中休み 昨日も明日も 休みやど 週休三日 夢の又夢
9
目の前の 景色と見えぬ 歴史とを 繋ぐ知性を 持たぬ観光
9
億年を雨に打たれし大地の歯 尾花ぞよめく四国カルスト
19
今日はもうとびきり甘いものでいい酒もジュースもくちづけも火も
8
線路脇で秋陽にかがやく
群芒
(
ぐんばう
)
は列車ゆくたび最敬礼す
8
10
秒に 一度われ呼ぶ 声なき夜 束の間緩む 何もせぬ時
8
朝寒く 厚着してたら 昼暑く 秋は意外と ちょうど良くない
8
厨房にて働き続けて七十年ゆっくり休めご苦労さん
8
早朝の 秋晴れの空 威勢よく 花火あがりし お祭り合図
13
「ぼくの右はたまに左のことだってそろそろ気づいて」「うん、気づいてる」
8
遠くから 君の光に魅せられて 吸い込まれたら 闇に飲まれた
8
ひと昔、温暖化とかない頃の 夏の夕暮れぽい秋の昼
7
「出かけねば」だらだら過ごす連休に暗くなりゆく外を眺めて
7
カラオケで君が歌っていた曲をこっそりプレイリストに入れた
20
秋の陽のやわきひかりにさそわれて庭いじりする 妻の背まるく
21
秋めいて鍋をいそいそ準備して 燗酒ひとつくぅっと唸る
8
児童から 歳を訊かれて 素直には 教えられない 67よ
6
好意とか わからないような 君だから 好きになったよ ぼくは卑怯だ
6
遠足の 前の日のような ドキドキを くれた貴方に 何を返せる?
6
冷たきは私に生があるゆえに朝の便座の上に座れば
6
秋の暮れ 夕陽沈みて 波際に 拾いてこぼる 貝殻ひとつ
6
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