Utakata
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雨降らば 気温一気に急降下 大暑と言えど老いの身寒し
16
正しさが 何か分からず 立ち尽くす 正常/異常 別つ線上で
12
高原の 風の如きに くすぐられ 熟れた無花果 ふたつばかり
11
来世でも また我が祖父で あってくれ ゆっくり休んで また会いましょうね
11
狭い道をゆずりあう配膳ロボ 人間よりも優しく見える
10
年齢を 重ねる度に できること 増えるよりか 現状維持で
9
向日葵
(
ひまわり
)
は枯れ
萎
(
しぼ
)
みつつ尚西の空の日輪見定めんとす
10
松本の灼ける暑さに身を焦がし テニアン想う八十二年目
9
おおげさに 秘めたる恋が ほとばしり 「投稿しました」 震える指で
13
今だってココロの底では思ってる 入道雲にはきっと乗れると
19
頬揺れて 微睡の中 ゴロゴロと 薄目にて見る 猫顔近し
16
新聞紙丸めた刀を振り回す 正義の味方じゃんけんで決め
8
鬼たちはお盆休みに大釜で沸かした風呂で「極楽極楽…」
8
二日目の気だるさなるや 痛点のあちこち彷徨う草むしり後
12
熊本に 想ひ馳せつつ 何ができる
S
N
S
には 感動あふるる
12
花のとき イヤとはいえず 嫁ぎし身 不幸せでも 守る者あり
8
木が倒れ百数年の切り株に 僕が座っておにぎり食べる
13
知ってるぞ 分かっているぞ お前だろ ここの障子を破いたヤツは
6
チャッピーは物知りなれどおいらには直感こそが短歌の始まり
10
しののめの 涼しき刻の ありがたさ 季節過ぎれば 忘るるものを
13
先輩が 手渡してきた 缶ジュース いつもより濃い デカビタの味
5
すがすがしい カラッと晴れて めずらしく 涼やかな風吹く 八月の朝
10
いつの日か我が精神は滅びゆく 虎に変じた李徴のごとく(山月記読む)
14
昨日より6℃涼しい
楽
(
らく
)
なはず出先で襲う
倦怠感
(
けんたいかん
)
なぜ?/休み休み帰宅
15
あの人を もう3年も 想ってる 右頬ニキビは 治らないまま
14
年齢のエスカレーター下らない 屋上までの階を楽しむ
13
暑すぎる これが天誅 陽の怒り 宇宙を透かした空は闇色
5
チーターやロケットすらも追いつけぬ 子の成長に置いてゆかるる
6
「つゆあけか?」数日ぶりの夏の陽に里芋の葉の水玉ひかる
4
涼しげな散歩日和の邪魔をする肘笠雨は疎ましげなり
4
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