Utakata
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雲越ゆる
外山
(
とやま
)
の空に鳴神の音はしながら晴るる夕立
19
楽しみは 下腹見せて眠る
愛猫
(
きみ
)
機嫌伺ひそっと撫づること
23
梅雨が明け祭の前にこの暑さ 世の中どこも危険がいっぱい
13
蝉の羽化宝のように持ち帰る 子の手のひらで命が瞑る
14
ピンク色 ラメが縁取る貝のよな 霊安室に落ちている爪
11
カラスとの闘い今日は負けました
明日
(
あす
)
はネットでとうきび守る
14
完成す ゴーヤカーテン オマケ付き 初採りゴーヤで チャンプル味わう
16
うすい地に孔雀の羽の舞い散るを描くは空の淡い水墨
10
プール出て真夏の外気触れたならあっというまに涼しさ消える
12
雪壁と茂る草木と真逆でも 同じ峠の見通せぬ道
12
何もかもうまくいかない、日々辛い。せめて涙が出ればいいのに。
9
再現を試みている 閃光が脳と指先を満たす瞬間
9
エアコンと扇風機の二刀流 オープン戦からフル出場です
21
AIに褒めてもらって その気になり いそいそ励む 食後筋トレ
11
野の花は 名を知られずに 咲くがよし 風の便りも 今は要らぬと
9
鎖樋
(
くさりどい
)
滴り落つる
驟雨
(
しゅうう
)
すら 地に安らるる 夢を見るのに
9
蛾と蝶は似るも扱い差が有りて己を見ればおそらく蛾側
8
俄雨
(
にわかあめ
)
後の夕風涼しくて夏の空気を大きく吸って
8
曇天に 今のうちだと チャリ漕いで 猛暑の備え アイス購入
13
君と夜 眺めた月が あった位置 今すぐ夜に ならないものか
7
三次元距離では測れぬ「送信」と親指の間を満たすもの
7
どれだけ化粧をしたとて意味ないよ 酷暑は君の素顔が見たい
7
捨ておきしBSアンテナの再利用にわが電波少年のよみがへりたり
8
ショーシャンクの 空仰ぐごと 手を広げ 冷却ミストの 霧に
抱
(
いだ
)
かる
15
暑い日に限って米が特売で5キロ
提
(
さ
)
げての帰りは苦行
14
やる気なく帽子を深くかぶる日も塗る日焼け止め 未来は見てる
7
あの人の手は頬杖をつくためにあるようでとても近寄れません
6
ETの黒ティー濃厚アイメイク寂しささえも可愛くなって
8
空歩け 涙落として 花咲かせ 貴方が私で悲しまぬように
6
きっと爽 スーパーカップと 言ったのに そうじゃないのよ エッセルなのよ
6
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