医師からの告知を受けて早一年運命さだめ受け入れ木洩れ日さがす
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置き去りの原チャの籠に捨てられた紅茶の缶も秋の彩り
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人肌に ふれる指先 存在を 確認しては おさらいをする
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ここ三日どうにも記憶がないのです 美味しいシュークリーム以外の
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明けないと嘆く夜にさえ細胞は傷をふさぎて朝を待つなり
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台所 西日も和らぎ 夕飯の 煮込みの湯気に 秋をよろこぶ
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大雨を 降らす秋雨遠ざかり 去りし後には深き爪痕 
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妻とゆく銀婚の旅 目をとめし手鏡見ては棚田のあはれ
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めくり上げしわくちゃのまま乾いてる布巾ふきんで知れる夜の風かな
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流行りには疎い暮らしをしているがなんだか少し気象症気味
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棚田しづもや袖に宿すらむ姨捨山の秋の月影/擬古短歌
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わからない君の気持ちが眩しくて わかるまで追いかけてしまいそう
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クリーミーミルク味好き15歳以上カリカリこれだけが減る/Shebaシーバ
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去年から犬と猫を飼っている毎日格闘姉弟みたい
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カメムシは高層ビルの窓に居て「どこから来た」と皆に聞かるる
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書繰る間に 篠突く雨を やおら聞く 葉月の名残り 洗うがごとし
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昨日まで 何もなかった この空き地 小雨に灯る Timesの文字
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半袖は そろそろ寒い かといって 長袖着たら 暑いなんなん
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愛犬に誓い果たせず繰り返す自責と懺悔 心身侵す
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六日間の親子の暮らしも長女さり老夫婦だけの夕餉にもどる
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誰だって君の全ては知らないよ 君だってその誰かのひとり
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鳶は鳴き おずおず雉鳩 鳴く稲田  雨音続き 音絶えぬ田よ
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形見分けと渡されている衣装箱 帰ってきたら何を着せるの
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駅スタバ向かいの男女睦み合うコーヒー啜って平和な地獄
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この巣には、生まれたかったわけじゃない。ホオジロ真似て、カッコウと鳴く。
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しまう前の風鈴に携帯扇あてる 夏の静かなさよならの声
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頭陀袋風に吹かるる夕遍路 鈴の音だけが闇に響けり
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友達と若気の至りで宅飲みを チョコとポテチとこどものびいる /昨日の青春の1ページ
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今は亡き貴方と月夜海を見き 銀波に浮かぶ君の面影
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頑丈に生んでくれてありがとう今日も頑張れてしまっています
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