何もかも見透かされそう興福寺 阿修羅の前で長い言い訳
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「大丈夫?」「平気だよ」鏡は映す互いの目には映らぬ自分
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「好きだ」とか別に言わなくていいからさ私の薦めた曲を聴いてよ
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逃げながら靴脱ぐ稽古みっちりと積んで本番待つシンデレラ
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苦しさも 辛さでさえも 生きている証と気付く 夜更けの湯船
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高速の トイレの隅に見つけたる 昭和の匂ふ落書きの跡  \吟行の旅第二首目
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人はみな 人それぞれの その先に 誰も回さぬ 中華テーブル
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これはもう反則だよなと思うことがたくさんあるけど黙っていよう
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お母さん、 お仕事辞めて いいからさ そんなにお酒 飲んだらダメだよ。
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しあわせは見えないけれど風に乗る金木犀が満開ですね
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瓶の蓋開けるためだと指体操教えてくれた自治会サロン
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夕月夜きみの自由なスピードで星をこぼしておくれよ、アリア/御無理なきよう
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霧晴れて 今日は晴れかな曇りかな 雨が降るかな風は吹くかな
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冷やビールぶっかけられるサントリー・アサヒ・サッポロ・キリン、カルテル
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朝焼けや 橙に照る 山際は 慣れぬ土地にも 故郷を見る
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終の庵は 山又山へ 寂しさ耐えて 歌を詠み 白き霞空
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懐かしの街に降りても鬱晴れず現在(いま)の時間と過去の残骸
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副作用 眠剤なのに 眠れない 全うしてよ 君の仕事を
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爽やかな 秋の光に 包まれて 銀輪は飛ぶ 天馬のように
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逆光の影にキラキラ赤とんぼ翅震わせて煌めき散らし
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もう死にたい そう願うたび 浮かぶもの あなたのせいで あたし死ねない
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思春期にノックをしない母みたい 勝手に写真まとめるグーグル
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気がつけば 口角下がり ババ顔だ まずは練習 鏡の前で
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ノーベルの 文学賞は 繰り返す 受賞するする 詐欺でんがなぁ /2/3
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短歌さえ野菜と同じ 新鮮が一番だよと頭ひねりて
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一生じゃまるで足りぬ 熟達の世界 二生三生 米酒の如く
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われの絵は廊下で絶賛展示中 ではなく誰もコメントくれず
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消したいと 強く擦るも 跡残る 筆で圧かけ トラウマの文字
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守られて居る心地して蚊帳の中遠き祭りの音を聴きをり
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言ったっけ? 楽しい話 好きな事 何度言っても 大丈夫です。
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