Utakata
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再び入院しました。投稿と皆様のお歌への訪問、今少しお待ちくださいね。
20
働きものの母がゐて働きものの父もゐて貧しかりし日々
15
水無月の 窓から差し込む月明かり
愛猫
(
きみ
)
の寝顔を淡く照らせり
25
西日差す部室の隅の合言葉 やがて貴方が忘れ去るもの
12
定年後野菜作りを始めたりとうとう採れたとうきび甘し
12
踏切でブレーキかける救急車 開け開けと向かいで念ず
11
水鏡 映る月影 幾重にも 真なるひとつ 見つけ得ぬまま
12
駅前の
鎧兜
(
よろいかぶと
)
の 彫像も 冷却ミストに 涼取る夕べ
18
孫の行く臨海学校気にかけて母は祖母より年上となり
9
この路地を 抜けたところの 銭湯に よく行ったよな ストリートビュー
14
手を伸ばし 手に入れしビラ 帰宅せば 開かず読まず 屑籠に入り
14
幸せでいてね 私じゃない人と 知らない場所で 知らないうちに
8
シワシワで実よりも皮が多いけど 新じゃがとるまで頑張れ旧じゃが
8
茅の輪はね夏の終わりの行事なの今ごろやってどうするんだよ
7
冷房がよく効いてきたと思ったら外もだいたい涼しくなってる
7
白雲の夏の形にふくらみて長く明るき
夕
(
ゆうべ
)
の空よ
7
夏野菜 家庭菜園 真っ盛り 今年最初の きゅうり収穫
7
いっそもう己の首を断てばこそ 枷にもならず終わるだろうか
8
席譲る 見知らぬ君に 好感度! 優しき男 私好みだ
11
虫に似た人が人なるそのわけは 人間性の清き雫に
6
電車の窓から見上げどんよりとした雲現る夏まだのよう
7
初めての水無月を見て味わって 笑顔で過ごす大祓えの日
6
教えられた 汗をかいてる 夏ビール 午後にだらだら 飲むのがルール
7
陽炎
(
かげらふ
)
にならず
居
(
ゐ
)
るやうにならばや 春の波間に恋に恋して
6
真夜中にカラスが一人声枯れる お前も昨日はつがいだったね
6
お陰さま窓を開ければ深呼吸願うことなく
縋
(
すが
)
ることなく
7
逆さまに目薬振って
試
(
こころ
)
みるこの
一滴
(
いってき
)
が出たら捨てよと
23
来世ではちゃんとしますと言うけれど今世でちゃんと生きたい泣きたい
10
あなたさえ隣にいれば私でも 呼吸ができる。人魚の呪い
12
織姫になれないつらさ掻き抱いて各駅停車の隙間に眠る
10
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