春の朝そぼふる雨は枯れ芝を助けまばらに蒲公英たんぽぽ咲かす
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サングラス後ろにかけて歩くひと過去の光がまぶしいのかな
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みあげると天から降りる蜘蛛の糸 釈迦の形の手で絡め取り
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上ばかり見ては疲れてしまうから水たまりにも青空がある
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あの頃は十五センチの君だった小さな森に命が巡る /ガジュマル
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強がりのきみがちょっとは泣けるよに てるてる坊主を逆さに吊るす
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が袖の移り香ならむ橘の軒端に匂ふ夕闇の空
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くれなゐの空に鳶舞ひ川はなほ流るるままに浮き世うつせり
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AIが人生狂わすストーリー令和はホラーを軽々飛び越え
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梅雨空に息つく先は紫陽花で それだけ頼りに傘を差し行く
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たけなわの字に酒の甘きあり 醒むる朝の口惜しきかな
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幾夏いくなつの 想いを雲で 覆いみ 見上げる度に 大人になった
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日を逐うて光はまさり正午まひるにはとかげの走る階段のはた
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雨近し襖もゆがむ湿気あり 水無月待たず扇風機始動
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なぜこんな 老母ははのため息 受け流し 年とっただけと 軽くつぶやく
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口喧嘩 売った買ったの 啖呵には 乗らずUtakataに 短歌を載せる
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AIは 頼れる味方? 悩ましい 人も機械も 完璧はない
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紫陽花が 山門までを 案内す 水色しとやか 桃色鮮やかに
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僕はまだ君を探しているけれど 君は見付けて貰えてるかな /「並行世界」
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継ぎ足しのソースカツ丼値上げせずスマホ修理の店を併設
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思い出に 手を振る笑顔 映画館 楽しかったよが 嬉しくて
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愛のため色のためだと着飾って逃げられもせぬ君、白孔雀
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祈りとも解釈できる声色で油淋鶏を頼むナカムラ
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野良猫の恋の声が聞こえててああそんな時期大変そうで/違うかも?
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気高けき アヤメの藍は凛として その立ち姿吾の背正す 
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紫陽花や 雨降るやしろ 手水場に ふたつ並んで 雨を見ている
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「また明日 」口に出せない関係の あなたが振る手の 指が震えた
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冷凍にせんとラップでひとつづつお揚げ半分またいびつなり
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コーン茶の 空き箱はいって ねんねする ちま猫ちゃんの かくれがだもん
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旧友のメールに添えた顔写真分からないのはお互い様か
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