朝餉前 草刈りの音響き来て 暑さ避けゆく農家の暮らし 
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笑い死にするかと思ったあの夜の 夫の寝言 ソニックブーム
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酷暑日の 陽炎のなか 前を行く 日傘男子の 背中を追って
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歌を詠むご飯を食べる仕事するいつか何かが変わる気がして
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浮かれてる夏のこころに水を差す現実の雨地面を冷やす
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なく蝉の涙の露に秋かけてまだき色づく森の下草
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プチプラのリップ一本買うだけでウレシイわたしはまだ大丈夫
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むらさきの義母ナンプレをといているすこし見づらい8と3
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百歳の母に手合わす人のいてそりゃあ仏に一歩近づく
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晩年と呼んでいいわよ、わたくしの青春はここ七月の風
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朝はMOW 昼チョコモナカ 爽3時 夕にチョコバリ 夜中にPARM
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ここまででいいよと見栄を張ったから振り返らずに、振り返らずに
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細君さいくんを 見初みそめ十年 経ちにけり  天使に見える 魔法が解けぬ  
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クスノキの光る緑がサワサワとまだ挫けてはダメよとそよぐ
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全国の 真夏日そして 猛暑日に 酷暑日きては 涼しげ夏日 
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首もとを 犬も冷やして 朝散歩 この酷暑を  君はどう思うか
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リビングに遊びの欠片落ちてをり 踵にささるゴーカイレッド
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暑き朝ジージーと鳴く蝉たちは短き命を削るがごとく
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枯れたのか焼け焦げたのか灼熱の大葉茶色く小さくなりて
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こうなれば 生命維持器の 名称が  妥当であるかと⋯ ご検討のほど
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バスの騒音 法定速度を超える田舎道 正しい答えを轢き殺す
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移ろえば 君は薄れど 田園は 依然切なき 夏のすい
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また来たぞ三途の川の音と揺れ 岩盤浴とおなじ暑さで
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摘んでいい花と摘んだらだめな花があるらしいけど同じに見える
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三度目はできるはずだと息ひとつ マックの注文画面に触れる
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炎暑にも風にふわりとそよぐ葉に心ばかりの涼しさ覚ゆ
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各駅のドアは目前「パシーーーッ」 今日も社会に間に合わなくて
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リモコンの温度下げるのボタンなど押せば押すだけきりがないんだ
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窓の外轟音響く室外機これも暑さのみなもとだったり
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鶸色がどんな色かと思案して黄色のプリン鮮やかになる
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