この頃は 短歌うたの浮かばぬ日ありて 一日一首の夢ぞ危うく 
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ライオンが暑さで死んだ報道に アフリカよりも過酷な日本
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車窓から浮き輪覗かす県外のファミリーカー見て真夏を感じ
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フロッピーディスクを知らぬ若者はマウスの中のボールも知らず
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夏の日の暮るるは遅き山陰に西こそ秋と蜩の声
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来世でも また我が祖父で あってくれ ゆっくり休んで また会いましょうね
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兵となり波となりし身寄る辺なく風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな 048/100 源重之
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被災地の 話をするは 想うこと そばに居ますと 募金をひとつ
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放課後の端から繋がる紺青の空のおわりに夜が息づく
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おおげさに 秘めたる恋が ほとばしり 「投稿しました」 震える指で
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花のとき イヤとはいえず 嫁ぎし身 不幸せでも 守る者あり
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深夜二時冷凍庫から取り出したバニラアイスの溶ける優しさ
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マンモスの気分で闊歩する渋谷 でも誰にも気づかれぬ自由
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静かなる瀬戸内海せとうちうみの彼方にも望む島々大和なりけり
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肝試し吾は友の腕にしがみつく ところで誰だ?この腕の主
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ビルとビルわずかな隙の夏空にあなたの今を思い描いて
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語らねば消ゆ歳月や原爆忌語り継ぐべき聲の重たさ
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治るまでキスは控えたほうがいい口角炎よ相手は居ぬよ
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久しぶりに会ったいとこ背が伸びてて 思わず敬語になっちゃいますね
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四十六の同窓会「文太」とよばれ菅原という名字の女子は
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今だってココロの底では思ってる 入道雲にはきっと乗れると
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二日目の気だるさなるや 痛点のあちこち彷徨う草むしり後
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人さまのお嬢さんです産んだのは夫よそれを肝に銘じよ
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新聞紙丸めた刀を振り回す 正義の味方じゃんけんで決め
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三っつ四つ同時進行の仕事でも こなせるだけの老獪さ有り
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岩肌が少なくなって蟹達はドッコイコンクリートに穴開けて住む
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まよなかに くちさみしくて はとさぶれ もうあらへんの さみしくしめる
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夏の夕隣りの芝は青けれど人工芝より孫の声かな
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私より旅を楽しんでるように弾むバッグに付けたぬいたち/題『旅』
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占星術 スピってるの?は 心外だ 五千余年の 統計学なり
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