Utakata
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系統図、途絶えた先のバス停は案山子のように影伸ばしをり
20
レジ前で トングの向きを 変えながら お願いします と会釈するひと
17
農機具の 手入れを怠り立ち尽くす 俄農夫は反省仕切り
19
謝罪して理屈にこころ追いつかず溜め息ほどでない息を吐く
13
いつもなら買わない缶のコカ・コーラ 今日から春を脱ぎ捨てて、夏
14
自分から
枠
(
わく
)
にハマりに行く
癖
(
くせ
)
に
囚
(
とら
)
われ今日は1日
不貞寝
(
ふてね
)
14
「うたかた」を始めて以来二年過ぎいいね支えに三年めへと(いつもありがとうございます)
10
解約をしてたつもりが出来て無く 本日やっとさよならネトフリ
18
寒いとか 暖かいとか 言うけれど ちょうど良いとき すぐ気付けない
11
大賀蓮
(
おおがはす
)
早朝「ぽんっ」と咲くといふ 妖精来たりて杖を振る如
(
)
16
トンネルにルージュがひとつ転がってイヌサフランはしずかに咲いた/折句・トルコ石
9
浮き沈みしても焦らず「日常」をひたすらに生き 時を重ねる
9
あなたとのひとつひとつを一個ずつ終わらせていく今日も満月
12
看板は出してませんの路地ですし 白いダチュラが目印ですわ
8
「ねえパパはどこへ行ったのママ」「庭にいるわよいつか掘ってみなさい」
10
ピストルの音で目覚める朝もあり 青空透けるクラスの旗よ
8
水玉のサンダル跳ねて夏の音 子ども広場の風にひと息
21
1ページめくって何度も恋をする ブロンド 毛皮のコートのキャロル
12
足跡も 残さず去った 君の跡 ありがとうかな さようならかな
9
嵐くる 不穏な空気 それさえも 味方にできる 大きさ持ちたし
8
これホントに 捨てていいのと 聞かれても 思い出さえも 要らぬ世となり
12
いつか来る別れを箱に仕舞い込み また明日ねと祈り伝えて
7
クスノキの光る若葉がサワサワとまだ挫けては駄目よとそよぐ
16
鴉とて見上げし空に舞ふは鳶羽の黒きに息を呑みたり
6
迫りくる嵐に備え客減りて人気の店に行く好機かな
6
切り立った歌は詠めない。もう君の頬のまろさを知る私には。
6
家中に追熟梅の香は満ちて昼間通過の台風を待つ
16
キーパーのいないゴールにシュートする やっぱり無理か みんなは塾だし
6
冷房をつけてる部屋は涼しくて請求思えば背筋も冷える
10
春風に乗るたんぽぽよ飛んでゆけ一期一会と春の訪れ
12
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