焼きたての厚焼玉子だし汁がこぼれぬように抱えて帰る
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ビリなのにカメラに向けてVサイン出すわが息子先が心配
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前髪の乱れをいくら気にしてもどうせあいつは見てやしないわ
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丸々と 太った牡鹿 木の陰で 脚折り畳み 香箱座り
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なんか今日、 靴紐がよく解(ほど)ける日、次解(ほど)けたら無視するからね
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雀二羽水たまりにて羽バシャリ順番まちか?枝の雀よ
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風邪ひいた君に淹れるはミルクティー。はちみつしょうがにちょっとの愛情
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雨降らば 足元寒し冷え冷えと 温もり恋し長月の夜 
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カラスがね やたら鳴いてる 季節来た  親離れする 子への応援
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言いかけて やめたふりして やっぱ言う 織り込み済みの いつものカード
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お迎えのガラス越しには喧騒が また泣いてるわやはりうちの子
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雨予報目覚まし遅くしたはずが早く起こされ震度四とは
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ほっちゃれと呼ばれ末路の鮭あはれ 白き光となりて流るる  
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はやぶさは百三十年の時を超え花巻の町アメニモマケズ
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「メレンゲ」が喉まで出かかり「マシュマロ」と言ってしまった老人の舌/『ふわふわ』の脳内変換
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雨降りが吾の買いだめ邪魔をする酒税変更あと二日也
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この秋はあまり虫の音聞いてなく雨音ばかり聞き飽きており
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神々は出雲ツアーのご準備で 忙しいのか止(や)まぬ長雨
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羊去り縒れた辞書に西日射す午睡といふらしタイムワープ
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日曜日あなたとのじゃんけんに勝っても負けても1週間のおわり
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意味もなく速さを求め疾走すバイク少年あの頃の夢
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かけがえのない出逢いとか いうけれど 逢わなきゃよかったことも多いよ
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孤独なるうさぎは己が毛を食みて主(あるじ)の帰りただ待ちたらん
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雨続き 心に深い 水たまり 「秋晴れ」とは なんのことやら
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傘させば 雨は僕には降らないが 傘をさせども 濡れる想いが
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自分こそ普通、常識、標準だ そういう人はとっても苦手
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君が言ふ「安定してるキラキラが」押し上げられるキミの言葉に
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頼もしい猫の背中へ預けます 明日のゆらぎを舐めてとかして
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どことなくあなたと暮らした町に似る片側一車線のこのカーブ 
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パラソルがぱっぱっぱっと開きますぼくもぱっぱっぱっと咲きます
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