傷つけた 友の泣き顔 浮かぶ朝 雨音よ消せ 僕の愚かさ
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風渡る 棚田を揺らす一陣の 青田波立ち夏は来たりぬ 
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用水路 梅雨空のもと 水かさの 増して早きを 渡るあめんぼ
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ガガンボがデカいホコリつけバサバサと 細っこいのに体力あるなぁ
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断捨離に我踊らされ愚かなり 物は思い出今更ながら
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雨やみてベランダの闇うすれゆき月満ちてゆく水無月の宵
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人間が丸くなったかエゲツナイ短歌浮かんで来なくなったよ
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枯れ枝を切るチェンソーの音がして山中の道踏みしめ登る
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寝返りの動画ママから送られて君の「初めて」繰り返し見る
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「帰りたい」「元気になって」「またいつか」想いにしなる 病院の笹
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正しさを求め続けて夏になる 二者面談のイスの冷たさ
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真夜中に大雨警報に起こされて目覚めて見れば何事もなし
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リハビリに背伸びをすればガラス越し アガパンサスは夕日に照りて
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名前さえ 知らずに友と なれる今 時代の流れに とまどいながら
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台風は房総半島スライスし 海ポチャしたらし空は明るく
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地震来て飛び出た昨日の風呂だから今日はゆっくり温まりたい
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キミガワルイ世界と別れ 出会いあり 創作より恋と生きます
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紫陽花は内緒話をしてるみたい ちいさないのち 寄り集まって
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つゆぞらにグラデーションます紫陽花の求めしころの想ひでかたる
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涙だとみとめなければこれは水 すこしあたたかいだけの塩水
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川の辺に匂ふ菜の花五月雨さみだれに濡れにぞ枯れし春は過ぎゆく
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胸の内 雲間すら埋める あまくもを 連れて行かぬかと 風に尋ねて
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啼く鳥も めおとの蝶も 夕なずみ ささめき交わす 夏来たれりと
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目を閉じる時にひときわ光る星 今日会った人みんな好きだよ
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見えねども見えどもひとつ空のもと みなつき思う心はらから /「十三夜月」
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やは肌のあつき血汐にふれも見で逝くは如何にと問う人も無し(晶子 改)
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週末に来る台風が憎らしい台風すらも連れ立ちて来て
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雨の朝 熟れたキウイを剥く吾を ねこがみている じつとみている
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徒花や 送り梅雨痛し 嘆かわ あ 美女の飼い犬 そこを代わって
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朝の会好きな手料理おそうめんママはがっかり他にあるでしょ
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