Utakata
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苦しさも 辛さでさえも 生きている証と気付く 夜更けの湯船
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「好きだ」とか別に言わなくていいからさ私の薦めた曲を聴いてよ
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ホカホカと湯気が出るもの恋しくて おでんシチューに焼き芋迷う
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うたかたに香焚き染めた歌届き黒猫は姫に惑わされおり
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高速の トイレの隅に見つけたる 昭和の匂ふ落書きの跡 \吟行の旅第二首目
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焼きすぎた冷凍餃子褒められる 優しい家族包まれる日々
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まっくらな寝室ひとり 秒針が寝息を連れて夜を歩まん
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救いなき秋の夜長にスマホ越し「だっこ」とそっと囁いてみる
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だだっ広い宇宙の その中に生まれて お釣の小銭を数えている
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にゃんぱらりん できると思った家の猫 どすんと音した 背中から落ちた
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秋晴れの 白雲流れ 碧く透き 光に映える 黄葉青葉揺れ
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晩酌は わかっちゃいるけど やめられぬ ちょいと一杯 続く盃
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寒露でも昼は夏日の勢いで寒暖差あり何を着ようか/二十四節気・寒露十月八日〜
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コンプレックス 覆い隠して 夏の長袖 私も本当は 悪口が好き
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人生は漫画のようにいかないし 途中で何ページか破れてる
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産声が 命を照らす 二十二時 あなたの頬を はじめて撫でた
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夏終わり 家庭菜園 お片付け しまう支柱の 先、赤とんぼ
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塩レモン飴が余ってこの秋はしょっぱいものを控えつつゆく
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見えないじゃないか隠すなミニスカで階段登るときにバッグで
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大鷹の孤高の翼百里基地 ステルス宿す影の静けさ
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Fourteen 声高らかに 宣言し 誇らしそうな 若き横顔
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かぜっぴき、窓を開ければ秋の風。幼子の声良い子守唄
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雨降りで秋の始まりわからなく赤とんぼ見て中秋を知る
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夢うつつお腹に重い何かいてお願いだから脚で立つなと/昼寝
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軟弱な 心に喝を ランニング 盛大にコケ 憑きもの去って
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働いていたというより蠢いていたという日に飲む烏龍茶
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かき鳴らすギターと笑顔が真ん中を 3・2・1で突き抜けてった
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両耳をつかんで丸く眠る君お腹の中のあの日を想う
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メル友に誕生メールしなかった やはり来ないな先方からも
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ほら!イルカ! ポンと背中を 叩く母 俯くままの 船酔いの俺
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