このところ半分浮かぶが半分浮かばず このあと浮かばず浮かばず投稿
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夕月夜ゆふづくよ小倉[小暗]の山も卯花の咲けるあたりはさやけかりけり
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アジサイと皐月咲いてる裏通り初夏の足音聴こえてくる日
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段取りと道具揃えて始めればやる気は後から湧いて来るもの
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詰め込んだ頭と心からっぽに 風を通せば見える導き
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なんだろう 心も身体も重すぎる 「低気圧だから」 言われ得心
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ここに住み 横目で見るのは何度目か 出汁のにおいが そそるうどん屋
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一日で その差二十度寒暖差 老いゆくこの身耐え難きかな 
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立ち止まって靴ひも直す無防備なきみの背中に甘夏のせた
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暴れ出す心臓に手をあてるとき あまりにも皮膚は臓器の容れ物
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「桃みたい」 金のうぶ毛の 幼子よ ずっとあなたの 味方でいたい
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寒い日に温い湯船に浸かる時猫の料理屋思い出してる
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吾の行かぬ道の景色を母の目で 眺めて広し君を待つ世は
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A四に細かい文字のご案内読む気になれずいずれそのうち
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枯れたかな スコップ持ちて 掘り返す 芋がゴロゴロ 小さいけれど
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夏浅しさやけき空をかける鳶ピーヒョロロロにすずしうとよ
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うっすらと 意識の戻る I C U 慣れぬ左手 無事を送りぬ
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ご飯食べ 眠たくなって すぐに寝る 後悔しても これは贅沢
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吹き抜ける風の調べに身を委ね 君を想いし18の夜
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窓際のパキラの太き幹ながめ二十年はたとせまへの小鉢を想ふ
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落つる実を数へて歩む曇日の単行本ほど重たき脳よ
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半袖のシャツが安売りしているが肌寒くって買う気も失せる
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暗い床に寝転がってあと何回私たちはクラゲになれるの
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先急ぎ足元見えずつまずいて 深く息してまた歩き出す
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この夜を 瞬くまだ見ぬ 色で塗る 極彩色の 心模様を
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飾られた 手縫いのマスク ゆるキャラも 埃被りて いく商店街
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なんとなくお釣りが貝に変わってる気がする海辺のコンビニを出て
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タイムマシーンはウォッカだったと気がついて はじける頭痛で目覚める朝だ
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待合に腰曲がりたる老婆ゐて ピンクの上着 ピンクのクロッグ
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飯食わぬ人でも猫も身が持たぬ老母老猫如何に食わせん
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