朝夕がひんやりすると思いきや足音立てて霜月が来る
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死にたくて 買ったケーキを 食いあまし 明日のために ラップをかける
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ママ友のさそいに急遽のっかってきゅうくつになる暦を見やる
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すり減った眼鏡のネジは締(し)め難(がた)くレンズに傷ああこんな事さえ/上手くいかないって何
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貼り終えし 障子に映る黒き影 貼ったそばから爪を研ぐ愛猫(きみ) 
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画塾行く彼女の決意寿ぎて朝の光に熱きもの射す
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終活に思い巡らす秋の日に 友の息子の訃報が届く
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元気ならいいんだけどさ会いたいし四谷のヤギとか見ようよ今度
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親友と 酌み交わす夜 水割りが ほぼ水なのは キミの優しさ
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うたかたの えんで繋がる この世界 残り人生 楽しからずや
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月毎の鈍痛が来た苛立ちに輪をかけるように解体の音/近所の解体
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目を閉じて 三つ数えてあの鳥が 飛んだら君を待つとしようか
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ランドセル チラホラ見える 通勤路 昔は我も 純粋だった /V
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大蜘蛛が獲物見張りしクモの巣を通して見れり三日月の夜
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インフルの予防接種を終わらせり雲の多い日紅葉の揺れて
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流れ来る演歌の歌詞を反芻し 流行った訳が分かったような
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朝露をしろく纏ひて彼岸花(リコリス)は誰がためむすぶ祝ぎの水引
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持病有やる事多し 早朝は丁寧に歯を磨く事から
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透明なあの日に忘れ物をした戻ることなどできぬ きらめき
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一つ来てついと漂ふ秋津(あきつ)にぞ寂しさ添へる秋の夕暮れ
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わたくしの個人情報漏れている とっくの昔今さら今さら
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口裂けの魔女にも似たりパンプキン 渋谷の街を見下ろす窓辺゛
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人が見る吾の姿は鏡とは逆の姿と知っておくべし
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巨人負け大谷出ないこの季節松井監督期待値マックス
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行ってらっしゃい 口づけひとつ 手を振って ネコと見送る 朝のひととき
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歯が痛い 治りかけたら肩痛い 治りかけたら胃が痛くなり
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入れない 君がシロフォン弾いてゐる音楽室は すぐそこなのに
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影さえも光と並んで歩く日に 忘れかけてた場所に帰ろう
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ラブホテル嘘を交わした元カノと(春の夜の 夢ばかりなる 手枕に)  かひなく立たむ 名こそをしけれ(噂が立つのがイヤ) 067/100 周防内侍
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エビデンス 論理やデータ見せられて でもなんかヤダで決めるのがいい
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