津軽から 上京しても 寒がりな 頬に触れるは 冬の知らせよ
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主役だと 思えず ずっと 生きてきた 私の頬を 撫でたそよ風
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招かざる カメムシそっと忍び込む 我が家に潜み温き春を待つ 
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悪魔でも天使でもいい君ならば お菓子をあげるから側にいて
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長い夜の 通り過ぎるを 待ちわびて 世界は朝から 始まったんだ
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君はまだ日々の隙間にいてくれて記憶の中の毛並みを撫でる
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ふと追えば頬杖ついて夏空を仰ぐきみいて頬杖真似る
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とりあえず頭痛は雨のせいにしてくすりを二錠飲んでおきます
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五十日 詠みに詠んだよ 連続で 短歌脳には いつからなった
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寒来たる 人におのおの流儀あり 半袖の人コート着る人
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可愛くて心配のあまり持て余すニートの息子責める我あり
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足元に可愛いサイズのつむじ風カラカラカラと軽い音立て/木枯らし一号が東京で吹いた日に
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二人目を望む私に息子言う神様の準備遅れてるだけ
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鎌を手に奇声を上げて紅葉狩る(嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は ) 竜田の川の 錦なりけり 069/100 能因法師
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週一の 夜の宴の 支度せば 酒の一増し カゴに忍ばす
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タワマンて うまいんだろかと 空見上げ 雲とセスナと 手には肉まん 
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残業を 減らせ減らせという割に 売上利益 右肩計画
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強い風 寒さとともに 木の葉舞い 秋らしささえ 飛ばして冬に
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人間が拐(さら)っていくぞと脅したらすぐに泣きやむお化けの子供/妖怪短歌
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忘られぬかたへの君に言い出づる 花火にまさる君のよこがほ
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部活帰り 学校のそばの コンビニで 買ったアイスは 青春の味
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きみがいた それだけつよくおぼえてる ほんとうのこと まださがしてる
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大人でも独占できる空がある ブランコ乗れる勇気があれば
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三十一の定めの中に息をする終の先まで背中まっすぐ
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長雨に活躍してた扇風機邪魔に感じる肌寒い朝
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川沿いを 走る自転車 水鳥は 深夜の眠り から覚めて飛ぶ
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星と星 二つ並んで輝いて 決して輝き失わない
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亡き母が 食い扶持減らし グラブ買い 泡沫なりて 初戦敗退
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読み返すたびに好きになれるよな物語なら続けたかった
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枯れ尾花まねく野末に人ひとり影さえ見えぬ鄙の夕暮れ
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