Utakata
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太陽の不在を夜と呼ぶように君の不在を恋と名付ける
24
白樺の木漏れ日浴びて氈鹿は蹄ひと打ち鳴らしたりけり
11
早起きも 辞めた煙草も 君のため 愛するだけで 死が遠ざかる
10
秋雨に 足元冷ゆるこんな夜は 湯豆腐肴(アテ)に熱燗恋し
12
ひそやかに蝉は卵を残し死ぬ
(
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
)
雲隠れにし 夜半の月かな 057/100 紫式部
8
一年後生きていたならまた来るよ生きていたからまた来てみたよ
8
神饌
(
しんせん
)
に
灌
(
そそ
)
くひかりは
清清
(
せいせい
)
と やはらかな白 ふゆの
陽
(
ひ
)
に似て
8
先週はなんにもなくて 今週はなにかあったがもう忘れてる
8
牛肉の売り場か少しすいているこれがホントの景気実態
7
長かった 単身赴任 終わったぞ 家庭環境 精神死んだ
7
トーストの焦げめパリッと香ばしくそんな日々へと老いてゆくのか
8
「会いたい」の「あい」まで打って消してって「おやすみ」と打つ夜中の
零
(
れい
)
時/昨日の恋
18
築百年お別れですと張り紙は解体予定の家の柱に
11
葉に置きて緑透きたる露の玉朝のひと房シャインマスカット
7
草刈りの 匂い満ちたる 帰り道 青き夏まで 刈ったのは誰?
8
髪を切り気分転換雨上がる庭の植木もさっぱりとせし
6
貴女から伸びる全ての矢印を私に向けて欲しいと願う
6
家の中読んでない本いつ減るの 読む本よりも買う本多いね
6
待たせない 早さが売りの 食堂の 店員が言う お待たせしました
7
秋風に乗りて微かに子の泣く声忽ち掻き絶ゆ風鈴の音も
7
我儘に応え続けてかの月へ 返さぬように 愛するように
6
制服とすれ違う時まだ人に優しくできる9月9日
7
めずらしく絵文字使わぬ君の「!」嬉しいことでもあったのかしら。
5
ほんまぐろ 漢字にすると 本鮪 良い感じだね 漢字にすると
6
長雨は 未だ晴れざる この国は 去年と違う 冷たさ感ず
5
風に乗り きゅう(急・9)に駆けゆく 夏果ての 長く短い 青いゆらぎ
5
幼子の キラキラとした 明るい声 陰より願う 向日葵の未来
5
毎日が 挑戦続く この仕事 誰も答えを 知らないままに
5
靴濡らす ぬるき秋雨 おもき胸
5
君も今 胸が焦がれて泣きたくて叫びたい夜だったらいいのに
7
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