Utakata
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人肌に ふれる指先 存在を 確認しては おさらいをする
16
ここ三日どうにも記憶がないのです 美味しいシュークリーム以外の
16
霖
(
ながあめ
)
に 菜園幾日入らずば 雑草繁る放棄地の如し
14
流行りには疎い暮らしをしているがなんだか少し気象症気味
11
医師からの告知を受けて早一年
運命
(
さだめ
)
受け入れ木洩れ日さがす
30
台所 西日も和らぎ 夕飯の 煮込みの湯気に 秋をよろこぶ
16
ぞうぞうと 打ちつける雨 抱えてる 憂鬱も一緒に 洗い流して
10
めくり上げしわくちゃのまま乾いてる
布巾
(
ふきん
)
で知れる夜の風かな
16
わからない君の気持ちが眩しくて わかるまで追いかけてしまいそう
8
クリーミーミルク味好き15歳以上カリカリこれだけが減る/
Sheba
(
シーバ
)
17
去年から犬と猫を飼っている毎日格闘姉弟みたい
8
秋空に アンニュイな君 空見上げ 人差し指に トンボがとまる
10
正直をまだ美徳だと思ってる 抱える勇気がないだけなのに
8
置き去りの原チャの籠に捨てられた紅茶の缶も秋の彩り
13
頭陀袋風に吹かるる夕遍路 鈴の音だけが闇に響けり
7
洗濯機 液体洗剤 注ぐとき チューブの口より 飛ぶシャボン玉
7
友達と若気の至りで宅飲みを チョコとポテチとこどものびいる /昨日の青春の1ページ
7
今は亡き貴方と月夜海を見き 銀波に浮かぶ君の面影
7
頑丈に生んでくれてありがとう今日も頑張れてしまっています
7
すごい雨 舐めていたのか アンダーパス 水平に見える 怖さ身にしみ
7
仕事終え帰りにりんりん虫の声 夏の終わりの心地よい風
7
残り香の後ろめたしき行く末の
我
(
われ
)
が夕陽の
疾
(
と
)
くと落ちけり
7
僕の持つ時のすべてが尽きる日のためにあなたの笑顔をそっと
7
しまう前の風鈴に携帯扇あてる 夏の静かなさよならの声
14
大雨の 後に現る 青い空 煌めく青に のみこまれかけ
6
土砂降りの雨に流るる涙には悲しみではなく空っぽがいて
6
未来
(
さき
)
はある 凛と咲きたれ これからが「
過去
(
これまで
)
」きめる それが
証
(
あなた
)
だ /底力😼
10
報復の報復による応酬でどこまでものびるパイプラインは
7
カメムシは高層ビルの窓に居て「どこから来た」と皆に聞かるる
18
明けないと嘆く夜にさえ細胞は傷をふさぎて朝を待つなり
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