物足らぬ 焼酎求め台所 暗がりに聞くスズ虫の声 
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はにかみて 席立ち譲る 青年に 素晴らしいよ!と 眼差し送る
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4ヶ月 余命よく超え生きた愛犬の強さ称え悼む
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ぬるま湯に身体の芯をほどきつつ瞳閉じれば夏終わる音
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「真夜中に鈴の音がする」子の言に 耳を澄ませば「それ虫の声」
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もう二度と 会えぬあなたを思い出す 口癖寝癖 最後の言葉
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風の音に驚くのみか雲の色虫の声にも秋は来にけり
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ゲームする子から「ラグい」を教わりてナウなヤングに死語を教える
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給食を食べ切るまでは席立てず掃除の埃舞う中ひとり
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冷房の効き目が弱くない時はだいたい外も涼しくなってる
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煌めきのステージ立つ君見上げても合わない視線にふと我帰る
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おまじないなのかな あの子いつからか姉さん指の爪伸ばしてる
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はんなりと涼しき眸(ひとみ)花桔梗 浴衣の襟に風の吹き抜く
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Mサイズ着たい自分の頑張りに期待し購入。タンスで眠れ。
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蟻ならば せっせと働き続けたかもね 甘い香りの君に絆され
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夏麻なつそ引く命いとほし思ひつつながらへばむうつろふ一期いちご
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安らかであれと願った沈黙を想えば花が降りそそぐとか
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日ごとにぞ変わりていたむわが身かな空行く鳶にこころ慰まず
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全てに飽きた 全てを知らないまま思う 何がそう思わせてるのだろう
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爆弾を抱いて散った若人の無念の叫び雲のみぞ知る
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繰り返し見ている動画繰り返し見ている動画繰り返し 見て。
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『好き』という言葉 以外の全語彙ごいで、君に好きだと伝えているのに。
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「目が泳ぐ」ということは顔は海 どこに行くんだ俺の眼球
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遠雷に冷たい風に黒い雲 風情どころかここは千葉県(また?)
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暑さ避け午後五時からの農作業 日暮れ早まり秋の足音
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朝メシは カロリーメイトと ジャスミン茶 よく飽きないねと キミも食べてる
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月光の冷えし理屈は鏡にて なれば我こそ映したまえよ
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大雨の報せを聞いて日が過ぎて車両保険の確認をす
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年老いて 白髪頭に 皺だらけ 子供に劣る お粗末中身
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豆煮込む冬に憧れズッキーニから練習を積む火照り顔
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