悲しいなママと結婚できなくて三歳(息子)の言葉録音したい
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楢の木を 燃やすピザ窯 煙突の 煙は父の 焚き火の香り
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午後九時にバイト上がりの孫を待つ 欅並木に秋雨の降る
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早上がり ゲームの続き 気になるが せっかくの晴れ ひと駅歩こ
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朝夕と二百メートル商店街ただ往復するだけ私の日常
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さみしいを言えないままで木枯らしにあたってしまう季節がきらい
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夜半より 降り続く雨しとしとと 季節は移ろふ冬へプロローグ 
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あぁあぁと話し始めた幼児(おさなご)を囲んで語る親たちの夢
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あと1話 このエピソードが 最後だと 言いつ夜更かし 妻と「あいの里」
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温かい 布団で眠る それだけで 幸せになる 寒い日の夜
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洗おうかそれとも土のついたまま近所に分ける里芋悩む
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目に清か旬は過ぎれど冬紅葉 朝の散歩に楽しみひとつ
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ばあちゃんを姥捨山に運んだら「ごみ捨て禁止」の立看(たてかん)がある/ほのぼのファミリー短歌
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逃げた鳥さがす乙女のうしろ髪なびく影さえ寂しかりけり
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歯磨きを 歯医者で指導 長々と 朝は忙し 時間がないな
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腐っても鯛だと言っていた父が三途の川で値切られている
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迷惑をかけられましたランキング一位に鎮座自分の顔です
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好きなのは この季節でも 景色でもなくて君だと ようやく気づいた
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夕闇を胸いっぱいに吸い込んで息を吐くのは明日への呼び声
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マシュマロはとても冷たくいいにおい42℃のお湯にこぼれる
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見たものを ただ575 77に あてはめて置く 思いのままに
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夢おいて 憧れし我に なれねども 来たる朝日に からから笑う
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玉ねぎの皮をむく 可食部になるつもりだったかもしれぬ皮を
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唐突にガスが止まった日の月は美しかった しみるくらいに
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中吊りの ブランコゆれる どこまでも あと三駅で キミにサヨナラ
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君のこと 言葉に出来ない程なので 今ある星を 数えてみてる
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あの人に 良く似た月に 焦がれおり 決して届かぬ 手に光落つ
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近づけば 勝手に開く 自動ドア 心もそうなら 苦しまないのに 『無機質』
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彷徨えば 心うつろに 空の碧 風吹き荒ぶ 灯るあかりに から涙 
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何度でも今ここにある豊かさに 感謝している今日の食事も
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