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さっきの夜とは打って変わって横断歩道の白線は滑る
0
「人生はプラマイゼロ」 だとしてもだよ ゼロのために生きてく意味って?
3
いつの日も決まってそこにいた
小蝿
(
あなた
)
黄色の結び今日はひとりで
2
吹雪後の
昼陽
(
ヒルビ
)
差し込む座席にて半袖
風情
(
フゼイ
)
がいよいよ着込む
0
人が皆 愚かに見えるが おれも人 死ねば仏になれるかもだが
4
星ばかり 見てても仕方がないけれど 星を知らねば星になれない
2
喉元に 刃をつきつけでもしなければ 君は夜空を 見ようとしないか?
2
コイントス 裏なら去るよホテル前 掌のなか必死に返す
0
たべてねと あなたがくれた紅玉 そっと受けとる 指輪に触れぬよに
0
二十年 育て続けた 信用は もうありません 売り切れました
1
前髪とマスクの間にある我の猜疑と不安怒りと甘え
7
湯豆腐を君とふたりで熱いねと食べたかったのにおじさんと
5
トリガーはどこにあるかと慎重に話し進める籠った友と
4
あれこれを遅すぎたなどと思うまい 知らなかったな眉月も良きと
4
小蝿とは趣味がよく合うビールとかもう付き合ってしまいませんか
3
昆布出汁をとるくらいしか能のない私にできる湯豆腐はあたたか
5
ガラガラと洗濯機壊れ掻き乱す静かな休日は救われもして
4
冷蔵庫にすぐ食べられるものがある幸せを暖めた部屋で
2
ゆるやかにながれる午後じっと佇まいページをめくる酔いどれが。
2
人さがし 「運命の人」探してます 今どこですか いつ会えますか
1
季が違う雪を思わす白紫陽花 目を奪われし祭壇の横
5
環状を連れ立ち行けば溢れてく君の涙は僕に優しい
9
黒点に突如召された叔父は今白骨となり口笛を吹く
4
待っている凍てつくベンチで手を擦って 希望の中しか生きられぬもの
3
洗濯の終わる電子音が聞こえないまま微睡みつつ幾度寝の、
2
『鬼滅』的示唆の中どうなる子らの関係なきあたし、思うキミ
1
恋人もいなければまたカップ麺お湯を注いで日曜の朝
2
マルボロとメーカーズマークの香り おまえが遺した地獄で踊る
3
のど自慢あなたの街にあの恋にあの時の歌あなたに届け
0
枯桔梗裏が表に本能寺光秀参り信長参る
0
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