月が見えない部屋、「きみも今月を見てるかな」すらできない部屋だ
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いにしえのふたかみやまを朱に染めて 煙立ちたつ明日香の夕陽
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投函をしない手紙でだけ言える「今でも好き」を葬れない日
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コーヒーの瓶に替えたるサボテンの トゲに触って確かめてみる
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恋という字をよく見ればなるほどねマタに心が引き寄せられる
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長き尾を湖におき落ちてゆく夕陽を送るたったひとりで
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酒を飲み 賭け事しても 満たされず 心と身体 闇に戻るか
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これまでも この先もきっとデコボコ道 共に歩まん ぼちぼち行こな
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遠くに救急車のサイレン あの夏の全てが一気に押し寄せてくる
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蝉時雨せみしぐれ 能登のと木叢こむらに降る音の 鳴きるしては老鶯おいのうぐひす
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寂しくはないけどチキンラーメンの卵は上手く割れないままだ
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シンクに米 気にも留めずに流した これは私も同罪なのか
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「判決です。道具の進化を鑑みて、眉毛は『塗る』でもよいものとします」
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わたしたちだけの記念日が3つある 今年はプリンの日を作ろうね
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人間が踏み荒らしたる地の四葉 身勝手で無責任な「幸運」
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印南野いなみのの 野中のなか淸水しみづのぬるければ その身ながらをいなぶるもあり
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今日の日も 母と夕餉を かこめます 小さき祈り 感謝とともに
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八日間 悩み続けて 綴る文字 君に届くと 信じていたけど
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声だとか残像だとか目を閉じて遮断できないものもあります
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ヒーローになったつもりの幼さが踏み躙られたあの日を思う
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一日を大事に生きる方法が分からぬままに今日も暮れゆく
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舟形の昭和レトロのカレー皿スプーン構えてタイムスリップ
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わたしたち けっきょくひとりだからこそ わかちあおうよ あいとよろこび
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肌に張りつくきみの熱から七度目の 夏の訪れ知る熱帯夜
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あおられてぱしゃぱしゃぱしゃしゃ壁の紙空気を泳ぐ今は北から
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やさかどり 息づきながむ長きに 曇りし月の布障子ぬのさうじかな
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アイデンティティやオリジナリティという言葉ほど聞き飽きている
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生きざまの詩詠みか、日ごろの🖼を描いて楽しもう、一度きりの人生を、満足いくまで〜❣️👍
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突然 君の声を想いだして 心が 落ち着かなくなるんだ
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なまぬるい風が前髪攫ってく後悔ときみの香り残して
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