詩人らが やわかい心で生きてける やわかい世界であったらいいのに
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遠い地の どうかあのこのそばにいき あのこを抱き締めてやってください
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もうこれで 終わりにしようと思ってた 君の笑顔に出逢えるまでは
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ブランコは行ったり来たり風を乗せしばらく揺れる風眠るまで
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ヤッホーと言ったら気づいて 空行きの乗車券を今買ったから
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夕焼けも小焼けもみんな歌うから明日だけはお天気にして
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冬空は澄むほどにその涯なさの担ふに重く俯きて過ぐ
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このみかん君がおいしいと言ったから今日は世界で一番おいしい
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出来るだけ空の近くにある僕の青い気持ちで生きていたいな
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道行きに 雨そほふれば、おもてには 花の匂へる慣らひありけり
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宇宙図鑑開いてながむいくつもの不安が暗黒星雲に散る
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鹿と樹がただ一類としてあればこの時神のそのは音無く
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川涸れて龍骨キールのごとき粗大ゴミ
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もし彼が生きていたならブラックのマスクをつけてあの咳をする
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バス停で待ち人並ぶ一本樹。夕焼け色に染まる寒空。
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コロナ禍や吹けば飛ぶよな処方箋賭けた命を笑わば笑え
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暗くなりフォーマルハウト見染められ なるべく早くシチュー食べたい
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百重なす真素き腕 吾が袖をひく、甼の辺に冰雨降りけり
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死に人と同じ温度の蜜柑剥く
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ハイチュウのそこはかとない香りたつカントごめんね倫理の授業
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つらい って言葉にしたら、ああ、だめだ 栓が外れて濁流となる
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いじわるは したくないのに君の口元が踊ると胸がざわつく
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一掬の過去ログとして還らむにささめきやまぬ海にてあれかし
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子供の頃見ていたアニメがR13 時代は全てにカバーを掛ける
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ゴメイサと プロキオンとを 繋げただけの 小犬座ように 君と繋がりたい
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日直が号令かけてる夢を見て立ちかけて目が覚めギリセーフ
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閉め切った眠い空気の教室でウトウトしてる推しが尊い
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ノベンヴァー! 尺八似合うその季節。静寂に響く、武満徹。
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東洋の心を問うよ宝島。サカナクションを聴くは秋夜。
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美しい君の心は蜜柑色。紅い夕焼け、水色コート。
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