あの日みた奇跡が霞の空迷いのなかに燃え、幸せが来る瞬間がある。
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三センチ以下の鉛筆しかいない勉強会は六時からです
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一生のお願いだから聞いてくれ。生きてくれただ生きていてくれ
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暴力なんて糞くらえだと思いつつ、切りがない矛先が重たい
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振り切った振り子なんかも〈自然〉でしょ目の前現実でちゃんと壊れているし
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闇に喰らわれ光に喰らわれ人間はこんなきれいな夜空の下で
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街灯に置いてけぼりの子供靴ごく精巧な花びらの白
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初日の出 ばかり有り難がるな お天道様は今日も変わらぬ
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スティックになったシュガーの記憶にはまだあるかしら「てん菜だった」と
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ベランダで触れてみたくて星のかど手を伸ばしたりつま先立ったり
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いまひとつ愛する力に欠けるので憎む力で補っていく
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渇望はしていないから何処までも空が広がるのだ君よ
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純白の雪に口づけしたように凍えるような裏切りに
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椿ならいいのに路地の生け垣の緑に冬の深まりを待つ
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午後2時のコンビニに並ぶサラリーマン達が手に持つ甘い菓子パン
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真実と誠実はまた一致せず 麻薬のようなうそを下さい
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人の死に涙を流す清い目よ何故口からは毒を吐くのか
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明け方にぼくは一人で臆病だdボタンでの占いはうそ
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激流に負けじと挑む鯉だけが龍へ変われる空へ登れる
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林原そらサブローの存在を 示唆して笑う木原そらジロー
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大人ではあるつもりだよ人様に大人になれだの言わぬほどには
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あたらしい14Gゲージから膿んでいってでもまたきっと増えるんだろう
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舌打ちの代わりに舐める辛酸で抽出される涙で乾杯
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抜け殻の思い出ばかりが煌めくが、新しい服早く買わなきゃ
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おやすみなさいおやすみおやすみさあはやくもう眠りなさい恋なんて
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星座だけ時の記憶を残してく瞬き足らぬ僕らの瞳
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クリスマス左右に踊る紙コップベンチ横たう寝袋一つ
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愛売れど手に入らないものばかり欲しいものすら手からこぼれる
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かわいいを煮詰めて作る祭壇の真ん中君の笑顔を添えて
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お風呂場の水道管が凍った夜 肌刺す水にさむいよと泣く
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