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太陽を知っているのかキッチンの光でなんか育つな豆苗
3
見えていて無視されているよりましだわたしはきっと透明なんだ
0
骨抜きにされたナゲットまるくなり相槌をただ延々と打つ
0
深海に落ちていく様な眠りから私を起こすあなたはマーマン
2
眠たそな午前10時のきみの顔 馬鹿に愛しく両手を広げる
1
毎晩と共寝しているぬいぐるみ右側だけがわしゃわしゃになる
1
久々の晴れ空仰いでシーツ干す 清々しさなら私が優勝
1
しゃわしゃわと蝉の声で我に返る 挨拶もなく夏は来ていた
2
𝄆𝄻𝆑𝆑𝆑𝆑𝄇
(
猛烈な休符は好きなだけ無限
)
𝄐
(
終わりの
冠
(
corona
)
)
・終止符はnull
5
緘黙の理由ばかりが巧くなる
無韻詩
(
ブランクヴァース
)
のごとき生活
3
家族でもその距離が違う忘れたい忘れたくない飼い犬の命日
2
この国の未来に悲観するけれど甥ふたりには良きものであれ
1
玄関に一粒落ちてたさくらんぼ神の啓示 否 小鳥の告白
5
適職は作家に詩人うそばかりわたしをかわいそうにしないで
5
エイリアンだったならいい言葉すら通じなくても苛立たず済む
2
「あのひとを 人のかたちに戻したい」「あれはそんなの 望んじゃいない」
1
不機嫌が続く私に不器用な君が選んだ三つのケーキ
4
引き千切れ引き千切れ
心
(
こころ
)
カサカサと鳴るはずが水
被
(
かぶ
)
り重く
4
ごめんね、目を離したら消えてしまう気がして君をここに埋めたの
1
触れていて 抱きしめないで 分かってる 見えてないんだ、ほんとは何も
1
脆すぎて 今にもがらがら 崩れそう 意思と理性と 化粧と一緒に
2
「もう一度触れてください」、改札の声に物語を見てしまう
1
『憧れる』その感情を 軽んずるな 『こがれる』って字が 入ってんだろが
3
「やさしさに容赦なんかはいりません」誤訳と気付くがそのままにする
8
冷凍の焼きおにぎりを温める 生理で唯一出来るお料理
1
洗われぬ食器が居座るシンクを見 殺してやるとこぼした今日も
2
気持ちだけもらっておくよ 君と僕混ぜるな危険と書いてあるでしょう
5
小暑過ぎ英語のワーク脇挟みこのようにして君を抱きたい
7
死にたさは無色透明 水のごと我の身体の隅まで染みゆく
0
心労のしんしんと降る十一時濡れた寝床ですこしだけ伏す
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